おサル気まぐれ日記 ~ルレナバケから世界へ~

南米ボリビアのアマゾンールレナバケで暮らすおサルな私が、ジャングルの自然素材を使ってルレナバケの人たちが生み出した手づくり雑貨の店を経営しながら、気まぐれに日々の出来事や思いをつづり、ジャングルの香りをお届けします。


 日曜日、大統領選挙が行われた。


 町中の交通機関や店などがすべて営業停止して、厳重な警戒態勢のもと、ボリビアの法律に従って、国民のほとんどが投票に行った。(18歳以上は投票が義務。罰金制度もあり。だけど、諸事情により投票できない場合は、手続きを踏まえ、不投票も可能。)



 この選挙の結果、まだ正式には決定していないけど、ほぼ確実な線で次の大統領に就任するのが、社会党のエボ・モラレス。

 コカ農家出身で、アルティプラノ(高山地帯)のカンペシーノ(小農民)たちからの圧倒的な人気を誇る、これまでのエリート大統領たちとはひと味違ったリーダー。ボリビアで有名(?)な道路封鎖の指導者でもあり、国際的には、反米の姿勢を見せている。



 人種、環境、文化、いろいろな意味で、複雑な社会図を持つボリビア国内での政治。また、南米で最も貧困な国、という立場で、アメリカ中心のグローバリゼーションに立ち向かおうとする国際政策。その両方が、前途多難であるワケだけど、今までと違ったタイプのリーダーが、ボリビアの何かを変えてくれるかもしれない、という期待もなくはない。


 とは言っても、どんなに優秀なリーダーでも、今日や明日に突然、社会を変えることはできない。ボリビア人は長期的に計画することを知らず、目の前の利点や不利点にばかり気を取られる習性があるけど、ここはちょっと、ゆっくり新しい体制の様子を見てみてもいいんじゃないかなぁ、と思う。
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