おサル気まぐれ日記 ~ルレナバケから世界へ~

南米ボリビアのアマゾンールレナバケで暮らすおサルな私が、ジャングルの自然素材を使ってルレナバケの人たちが生み出した手づくり雑貨の店を経営しながら、気まぐれに日々の出来事や思いをつづり、ジャングルの香りをお届けします。

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
 ボリビアアマゾンの小さな町ルレナバケには、じつは日系人の家族が何世帯も住んでいる。

 第一次世界大戦前後にペルーへと渡って来た日本の若者たちがアマゾン河源流マドレ・デ・ディオスをくだって、当時ゴム生産の盛んだったボリビア〜ブラジル国境へと移動し、ゴム景気が落ちる20世紀始め頃に、一部の日本人は同じくアマゾン河源流のベニ河を遡りして拡散していき、その中にはルレナバケ周辺に住み着いた人たちもいた。



 というこのあたりの日本人移民の歴史は、14年前にルレナバケに来た当初に招待された日系おじいちゃんたちの昼食会で知ったわけだけれども、正直なところ、ルレナバケに住む日系人、特に日本へ出稼ぎに出るチャンスを利用した日系人ファミリーの若者世代というのは、町の中では比較的お金持ちというか成金ぽい人も多く、また、日本に住んだことがあってもそれはお金稼ぎの為だけで、純粋に日本文化に興味がある人というのは少ないように見受けられて、4世代、5世代と日本の名字だけを引き継いできた、顔も性格もほぼほぼボリビア人の日系人に対して特に親近感のようなものが湧かず、むしろ私の中ではアマゾンの小さな町の生っ粋の現地人に馴染みたい欲の方が強かったため、これまであまり日系人ソサエティーと深く絡むことなくきた。


 それでも、過去に何度か「日本語教えて〜」と頼まれて、日系人家族に向けて日本語教室なるものを開いてみたこともあるのだけど、こちらがわざわざ準備して待っているというのに、「仕事が忙しくてー」とか、「ちょっと体調悪くて〜」とか、「いや、雨が・・」とか、ありがちな言い訳作ってはドタキャンされたり、下手したらなんの連絡もないままフェードアウトしていったり、とにかくまともに続いた試しがない。だいたいが日系人に限らずこの辺りアマゾンのボリビア人というのは、豊かな自然と共になるがままに生きて来たためか、呆れるほど努力をしないし、諦めも早い。


 そんなもので、ルレナバケの日系人とは道で会ったら挨拶するけれども、こちらから積極的にアプローチするほどの関係でもなかったわけだけれども、今年6月半ば頃、日系人の中ではこれまでもよく会話する方だったマティからある相談を持ちかけられた。


 沖縄出身日本人移民の3代目であるマティは、出稼ぎで日本に十数年住んでいたことがあり、接客業に関わっていたためか、他のルレナバケ在住日系人に比べて日本語がかなりできる。が、日本で生まれた娘は本人が5歳の頃までしか日本に住まなかったので、もうすっかり日本語が話せない。そのことについて、最近、思春期の難しいお年頃になってきた娘さんに、「ママは日本語ができるくせに、私にちゃんと教えてくれなかったから、ママのせいで私は全く話せない!」といって泣いて怒られたと言う。


 一方私も、ボリビアアマゾンのこの小さな村で、現在2人の男子を日本語で育児するという挑戦中なもんで、マティとは少々環境は違えども、そんな二カ国の言葉や文化をまたいだ母と子の関係を人ごととは思えない。


 我が家の場合、今のところ幸い順調にママ大好きっ子に育ってくれており、ママとは日本語、友達やパパとはスペイン語、という風に上手に二カ国語を使い分けるようになっているけれど、そう遠くはない将来、「ママ、恥ずかしいからあっち行ってよ!」みたいな、想像するだけで涙が出そうなお年頃になってくるやもしれない。そうした時に、もしこの子たちの周りに自分と同じように多国籍なアイデンティティーを持つ友人がいると、日本語やその他の外国語を学ぶモチベーションにも繋がるのでは、とか思えて心強い気もする。



 ・・・というわけで、すっかり前置きが長くなったけれども、日本とボリビアをまたぐママ友として意気投合したマティと私は、次世代のためにいっちょルレナバケの日系人ソサエティを盛り上げてみようか?なんて話になり、そのきっかけとして、勢いでさっそく7月にルレナバケ日本祭りを開くことになった。(←この辺がボリビア流。丹念に計画するよりまず行動。笑)



 そんなもので、先月半ば、ルレナバケで初の日本祭りを開催!!

 初めてのことばかりでバタバタしながらも、ルレナバケの日系人家族や、ボリビア国内の各地に住んでいる日本人にも声かけて巻き込んで、準備も本番もとっても楽しいイベントとなったので、結果オーライ♪ 以下、その様子を軽くご紹介☆


 イベント前々日、地元のローカルTVに浴衣で飛び込み宣伝しに行く。右から二番目が今回言い出しっぺのマティ。

IMG_20170721_204207.jpg


 前日の夜、イベントに来てくれた日本人の皆さんにたっぷり頼りまくって、チームプレイで巻き寿司作り。タン、タラーン♪

20286765_1503937576320471_8547767465911408958_o.jpg


 そして当日、巻き寿司78本分難なく完売!イェーイ♪

20228929_1535752949810167_5779905078810872278_n.jpg


 実演販売のたい焼きは、中身チーズとコンデンスミルクの二種で、同じく好評につき80個以上売れた様子。

20140036_1535753429810119_8170537952341210218_n.jpg


 浴衣コーナーでは、お客さんたちが浴衣を試着。そして、写真撮影、の流れ。

IMG-20170723-WA0015.jpg


 折り紙コーナーではお子たちに手裏剣づくりが大人気♪

IMG-20170723-WA0002.jpg


 おっと、習字コーナーと日本移民の歴史展示コーナーの写真撮ってない! けど、自分の名前をカタカナで墨で書いてもらう習字は、大人にも子供にも大好評♪

 まさかのカレーが焦げる事件なんてのも途中ありつつ、裏で頑張ってくれた料理班のおかげで、こちらも美味しくいただきました♪ あ、カレー班も写真ないし!


 そんなこんなで日本祭りも無事に終わり(ってもう1ヶ月も前の話だけど)、とりあえず最初のインパクトつけたところで、今後は地道にルレナバケのボリビア日本クラブの活動を発展&持続させていこうね、って話。
 (↓最後の写真は、今回の祭りで共に活躍したメンバーたち☆)

IMG_20170728_100947.jpg
コメント
コメントする
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
この記事のトラックバックURL
http://monitobonito.blog15.fc2.com/tb.php/373-f252bf93
トラックバック
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。