おサル気まぐれ日記 ~ルレナバケから世界へ~

南米ボリビアのアマゾンールレナバケで暮らすおサルな私が、ジャングルの自然素材を使ってルレナバケの人たちが生み出した手づくり雑貨の店を経営しながら、気まぐれに日々の出来事や思いをつづり、ジャングルの香りをお届けします。


 一年ほど前、青年協力隊の手工芸隊員としてラパスの手工芸専門学校で活動するマイコちゃんがルレナバケに遊びに来てくれた。雑貨づくりをする人たちと活動しながら、私自身は手工芸に関しては素人なもので、この機会にいろいろ教えてもらおうとお話をしているうちに、ヤシの葉の染色の話となった。


 カラフルに染められたヤシの葉の商品は、うちわや帽子、カゴ、コースター、小物入れ、アクセサリー、モビールなどたくさんあり、どれもラ・カンビータの定番商品だ。アマゾンの眩しい太陽、青い空、鮮やかな緑のもと、明るくカラフルな小物たちがよく映える。


 のだけれど、染料は残念ながら現地の自然からではなく、化学染料に頼っている。
 (↓写真は、ラ・カンビータつくり手さんたちによる染色過程)

P1030968.jpg

P1030986.jpg


 そこをなんとか自然染料を使うように転換できないかと前々から思っていたので相談してみると、染色エキスパートの友人がいるから一緒に実験してみるとの嬉しいお答えをいただいた。


 私の妊娠〜出産などで話が延び延びになっていたのだけれど、最近になってつくり手さんたちにマイコちゃんを紹介する機会をつくれ、現在行っているヤシの葉の染色過程を見てもらい、実験用にヤシの葉の標本を持って帰ってもらって、、、



 結果。二週間ほどかけていろーんな工程で試行錯誤してもらったけども、ヤシの葉の繊維に自然染料では色がうまく浸透せず、成功ならず。。。うーん、残念! ・・・でもプロが苦労して無理だったからには、しょうがない。ヤシの葉の染色はこれまでの方法でつづけるしかなさそうだ。


 もし自然素材でのヤシの葉染色に成功していたら、マイコちゃんに先生になってもらい、つくり手さんたちを集めて講習会をしようと思っていたのだけど、そのプランはあえなく中止となり、その代わりに、マイコちゃんが絞り染めの講習会の提案をしてくれた。将来、絞り染めがラ・カンビータで商品化できるかどうかは分からないけど、知らない技術を教えてもらって損はない!

 というわけで、数名のセニョーラたち(つくり手の女性たち)を招いて、それぞれ着古した白地のTシャツやブラウス、ワンピースなどを持ち寄って、気温40度越えの暑い暑い午後のひととき、マイコちゃんの手ほどきを受けながら、みんなでワイワイ布を折ったり、結ったり、絞ったりして、それをまとめてお鍋に入れて、、、ハイ、完成♪

P1050369.jpg

P1050383.jpg

P1050392.jpg


 汚れた白地の服なんかはこうして染めたらまたかわいく着れちゃうね!とみんなも喜んでくれて、楽しい午後を過ごしたのだった。マイコちゃん、Muchas gracias!(ホンマにありがとう!)


コメント
ヤシの葉の染色
始めまして、なかやまと申します。

今のヤシの葉を染めたいのですが、DYLONで染めようとして全く染める事が出来ませんでした。もし良ければどのようにヤシの葉を染めたのか教えて頂ければと思います。よろしくお願いします!
2016/11/21(月) 18:01:46 | URL | なかやま #EcZc//cw[ 編集]

なかやまさま、はじめまして。
コメントいただいていたのに、うっかrお返事遅れてしまい失礼いたしました。

ヤシの葉は細く裂いて、干乾しでしっかり乾燥させて薄茶色になったものを染料の入った熱湯に入れ、色がつくまで煮ます。色がついたら出して、再び干乾しでしっかり乾燥させます。

という、いたってシンプルな方法です。
ヤシは何の種類にもよるかもしれませんね。
2017/01/09(月) 01:53:58 | URL | なちーた #-[ 編集]
コメントする
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
この記事のトラックバックURL
http://monitobonito.blog15.fc2.com/tb.php/334-30258eea
トラックバック