おサル気まぐれ日記 ~ルレナバケから世界へ~

南米ボリビアのアマゾンールレナバケで暮らすおサルな私が、ジャングルの自然素材を使ってルレナバケの人たちが生み出した手づくり雑貨の店を経営しながら、気まぐれに日々の出来事や思いをつづり、ジャングルの香りをお届けします。

 最近地元でアツイ話題。なんと!ルレナバケと川向かいの村を隔てるベニ川(アマゾン河の源流のひとつ)を渡す橋が造られる(かもしれない)らしい。。。


 なぜこの話題がアツイかと言うと、どでかい川を渡すため、どでかい橋を造るというわけで、もちろんそこにはどでかい金額の工事見積もりがあって、それはそれはどでかいプロジェクトであることは間違いないのだけれど、この橋プロジェクトが賛成派と反対派の地元民の間にかつてはなかったどでかい亀裂をつくってしまっているのである。



 ことの発端は・・・ムムム、ボリビアの地理や地元の政治、環境問題、観光業、国内移民の歴史など、それはそれは複雑な要因が関わってくる話で、うまく簡潔に説明できる自信がないのだけれども、反対派の言い分を簡単に言ってみるならば、

 「今の計画によると、川の上流=村の中心に橋とそれに続く幹線道路が造られることになり、そうすると1.山が大幅に削られることになり、山の湧き水から得る給水システムが脅かされる、2.学校や病院のすぐ近くを大きな幹線道路が通ることになり、住民の安全が脅かされるうえ、大型トラックなどの騒音も予想される、3.村ののどかで自然の豊かな風景が一変し、観光業が脅かされる、etc.」

 などの理由から、

 「どうしても造るというならせめて川の下流=村の外れに造ってくれ」

 というもので、とってもどうして理に適っているではないかと私は思うのだけれど、それに対する賛成派の言い分は、

 「ゴチャゴチャ言っているとプロジェクトの予算がほかの村に取られてしまうから、とにかく今の計画のまま(つまり川上流に橋設置プラン)で、できるだけ早く橋が欲しい!」

 というわけで、なんとも皮肉なことに「橋」プロジェクトが村と村を繋ぐどころか、村と村をより隔てる要因となってしまっているのである。



 とにかくまぁ、橋がかかれば、川に隔たれた地域の産業発達と生活向上の可能性は広がるわけで、川のこっち側に住んでいる私が川のあっち側に住んでいる人達に対して、「橋の建設反対」なんて軽々しく物申すのはフェアではないから敢えて言わないけれども、ボリビアの建設業のキャパにどうも信用を持てない私としては、どでかい川をまたぐことになるどでかい橋が、雨期の増水であっけなく流されてどでかい環境破壊を招いてしまうような悲劇が起こらないことを心より願わんばかりで、橋プロジェクトの行方を地元民たちとともに(時に討論を交わしながらも)深刻に見守る今日この頃なのだ。


 (写真は、話題の渦中にあるベニ川と、伝統的な筏を操ってみせる地元の若者たち。)

DSCF1338.jpg 

コメント
ご無沙汰~
とっても久しぶりにHPきました。
ご無沙汰してましてすみません。
あいかわらず、なっちゃんもウゴも元気そうでなによりです。

てか、あの川に橋が出来るかもしれないの?!
進捗情報楽しみにしております

こちらは相変わらずの平々凡々なりーマン生活送ってます。
また来ますね~
ウゴにもよろしく!
2010/11/07(日) 12:34:42 | URL | しゅう #-[ 編集]

しゅうくん、コメントありがとう☆

そうだよ、あの川に橋!
まぁ、ボリビアのことだから何年先の話になるか分かんないけどね~。
私としては、あののどかな川の風景を壊してほしくないなぁ、というのが正直なところ。

ではでは、また日本帰ったら、遊んでね♪
2010/11/10(水) 05:26:04 | URL | なち~た #-[ 編集]
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