おサル気まぐれ日記 ~ルレナバケから世界へ~

南米ボリビアのアマゾンールレナバケで暮らすおサルな私が、ジャングルの自然素材を使ってルレナバケの人たちが生み出した手づくり雑貨の店を経営しながら、気まぐれに日々の出来事や思いをつづり、ジャングルの香りをお届けします。

 私は子どもの頃から、卓球からテニスまで、とかくラケットを使うスポーツが好きだった。


 が、ボリビアにきてからというもの、ラケット片手に身体を動かす機会がまったくなくなってしまった。なにしろ、ラケット競技は用具がなければ始まらないので、どこの土地でも流行するというものではないようだ。ましてやテニスのように、整備されたコートやネットやラケットなどを必要とするスポーツは、ラパスやサンタクルスの都市ですら、一部のハイソな人たちにしか通用しないスポーツだったのである。


 「ナツミはなんのスポーツが得意?」と聞かれて、「私は元テニス部だよ」と自信満々に答えてみても、ルレナバケでは一同「?」という顔しか返ってこない。


 ここでスポーツと言えば、あっちを向いてもこっちを向いても、ひたすら「サッカー」なのである。W杯南米予選ではつねにビリ争いのボリビアと言えども、サッカーへの情熱だけは、マラドーナにも負けない。


 サッカーは見るのは好きだけど、自分がやるのはなぁ・・・。

 ここでは女の子たちも勇敢にサッカーをするけれど、激しくボールを蹴り上げたり敵に平気で体当たりをしたりする、なんともたくましすぎるボリビアーナたちの姿を見てしまっては、どうも気合い負けしてしまって参加する気が起こらない。


 そんなもんで、「すっかり運動不足だワ~」と思っていたところ、ちょうど私好みのスポーツが身近に現れた。

 その名も、「ラケタ(=ラケットのこと)」。おぉ、そのまんま!


 さて。この「ラケタ」というスポーツは、その名の通りラケットを使った、スカッシュ(イギリスの室内壁打ちスポーツ)と軟式テニスのあいの子のようなもので、3面の壁に囲まれた長細く広いコート内で、1対1か2対2で、壁に向かってラケットで軟式ボールを交互に打ち合う競技である。誰が考え出したのかは知らないが、ボリビア以外では見たことのない、とっても不思議なスポーツなのだった。


 ともかく。その「ラケタ」の市営コートがつい最近、地元のごく一部のハイソなオッチャンたちの要望かしらん、突如ルレナバケに造られたのである。


 そこで、ラケットとボールとの触れ合いに飢えていた私は、さっそく用具をラパスから取り寄せ(ルレナバケには売ってない!)、朝早起きしてボールを打ちにいく日課が始まった。


 まだかろうじて涼しめの朝方に、なまっている身体を動かすのは、とっても健やかで気持ちがいい。身体も心もスーーーッと伸びて、クッとしまる感じ。


 そんな、スポーツとのご縁を得て、とっても気分爽やかでご機嫌なこの頃の私♪

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