おサル気まぐれ日記 ~ルレナバケから世界へ~

南米ボリビアのアマゾンールレナバケで暮らすおサルな私が、ジャングルの自然素材を使ってルレナバケの人たちが生み出した手づくり雑貨の店を経営しながら、気まぐれに日々の出来事や思いをつづり、ジャングルの香りをお届けします。

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 数ヶ月前から世界を騒がせていた新型インフルエンザが、ここにきて、一足遅れでボリビアにも流入し、今更ながらなんとなしに騒ぎ始めている。

 今日のニュースによると、ボリビア全国の患者数が500人を切ったという。


 入ってくるのは遅いけど、一度現れたら広がるのは早いだろうなぁ、と思っていた私の予想通り、都市部を中心に着々と流行が拡大していっている様子。


 幸い、陸路18時間という山越えが遮るルレナバケの町ではまだ感染のケースは聞かないけれど、旅行者の多いこの季節のこと、いつウィルスが入ってきてもおかしくない。


 だいたいここの人たちはちょっと熱が出たくらいでは病院にかかったりしないから、入ってきたとしてもすぐには発見されないという可能性もおおいにあるし、私に言わせればここのお医者さんたちはどうにも信用ならないので、少々、先行きは不安である。



 このまえの日曜日、町の健康委員会の人たちが人通りの多い道のど真ん中でインフルエンザ撃退キャンペーンをやっていた。と、それはいいのだけれど、これがあまりに真剣味に欠けていて、笑えた。


 笑顔で「手を洗おう!インフルエンザに気をつけよう」ポスターを配っているのはいいのだけれど、なにゆえ、そこでブラスバンドのおっちゃんたちが楽しそうにラッパ吹いて、太鼓をたたいているのか。

 そして、賑やかに盛り上がるキャンペーン隊のお祭り騒ぎにぞくぞくと集まってくる好奇心旺盛な住民たち。もちろん、誰もマスクとかしてないし、下手したら、そのままみんなで手をつないで踊り出しかねない様子である。



 えーと。・・・なんだか、インフルエンザ感染防止どころか、むしろ煽っているようにさえ見えますけど? それでいいのか、ボリビア人!


 さらには、握手とほっぺチューの挨拶が基本であるスキンシップカルチャーの国ならではと言えよう、肘をつつき合う挨拶の方法を推薦するキャンペーンの、なんと微笑ましいことか。



 あぁ、この平和で陽気なルレナバケの町の人たちがどうかいつまでも笑顔でいられますように。

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