おサル気まぐれ日記 ~ルレナバケから世界へ~

南米ボリビアのアマゾンールレナバケで暮らすおサルな私が、ジャングルの自然素材を使ってルレナバケの人たちが生み出した手づくり雑貨の店を経営しながら、気まぐれに日々の出来事や思いをつづり、ジャングルの香りをお届けします。


 乾期で川が穏やかなこの季節、ここの男どもはそろって魚釣りに行く。アマゾン川の源流のひとつであるベニ川の上流や下流に出向いては、ミミズのついた釣り糸を投げて、水中を悠々とゆく獲物を狙う。


 私もこれまで何度も連れて行ってもらったけど、どうも私にはからきし魚釣りのセンスがないらしく、投げても、投げても、ほんの一匹も釣れない。「ヤッタァ、ひっかかった!」とヌカ喜んだら、たんなる木の棒でした、なーんて漫画のようなオチまでついてくる始末。


 ぜーんぜん、これっぽっちも釣れないもんだから、男連中が目を輝かせて熱中する魚釣りの面白みたるものが、はっきり言って私にはいまひとつよく分からない。


 だいたい、仲間たちで仲良くこぞって魚釣りに行ったからといって、現場ではなにもみんなでおしゃべりしながら和気あいあいとするわけでなし。結局、みんなそれぞれ離れた場所を陣取り、それぞれ勝手に釣り糸投げて、あとはただもくもくとひとり、川を見つめながら、釣り糸が揺れ動くのを何時間でも気長に粘り強く待っている。


 あぁ、なんてとてつもなく地味。。。 それなら最初から勝手にひとりで行けばいいやん?とかイジワルなことを心の中でこっそりつぶやく私。


 とにかく。私にはそんなふうにひたむきに川と向き合う根気も情熱もないので、すぐに飽きて釣り糸を放り出し、ひとりの世界にひたっている頑固な釣りバカたちを横目に、川辺で蚊たちと格闘しながら読書にふける。



 でも。誰かの釣り糸に魚が食いついたときの興奮は、確かに仲間が一緒の方が数倍楽しかったりする。

 そして、釣れたての魚を即席で料理して、その場でみんなでつつき合って食べるのは、これまた確かに数十倍おいしいのである。



 そんなわけなので、地味な釣りの部分は物好きで一途な男諸君にまかせて、私は今日も食べる方に専念しようではないか♪

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