おサル気まぐれ日記 ~ルレナバケから世界へ~

南米ボリビアのアマゾンールレナバケで暮らすおサルな私が、ジャングルの自然素材を使ってルレナバケの人たちが生み出した手づくり雑貨の店を経営しながら、気まぐれに日々の出来事や思いをつづり、ジャングルの香りをお届けします。



 何週間ぶりかによどんでいたスモークが動いた。ずっと何日もムァッと暑くて煙たい日が続いていて、みんなの不安と不満がそろそろ限界に近づいていた昨日の午後、突然すごい風が吹き荒らし、砂ぼこりや枯れ葉や道ばたのゴミが町中を踊り、山の方から暗い空が近づいてきたかと思うと、ついに恵みの雨が降った。みんなが心待ちにしていた雨!降れ、降れ、もっと降れ、雨!

 そんな恵みの雨は、みんなが期待していたほど長くは続かなかったけど、この一瞬のスコールのおかげで今、久々に澄んだ空気がある。青空こそ見えないけど、空の感じが昨日のそれとは絶対違う。暑さもだいぶマシになった。こんなに心地いい日は本当に久しぶりな気がする。

 でも焼き畑はまだ全国で続いているから、こんな心地いい天気も長くは続かないだろうな。またすぐにスモークが流れてきて、暑くて煙たい日がしばらくは続くんだろうな。

 全国ニュースによると、あと二週間は焼き畑によるスモークが続くとか。それにこの辺はまだマシな方で、ボリビア東部と南部はここより人口が多いだけに焼き畑の影響がよりひどいらしい。山火事が起きてる地域もあり、今年始めの洪水の災害に続いて、今度は火と煙によって動物や植物たちがどんどん殺されていってる。明らかに天災じゃなくて人災なんだからなんとかならないものかと思うけど、ボリビア政府は他国からの経済的な災害救援を求めるだけで、人災を防ぐ方向には動いてないように思える。


 地球上に数少なく残された本物の自然を求めて世界中から多くの人が訪れるボリビアのアマゾンだけど、ここの自然もこのままじゃそう長くは続かないんじゃないだろうかって不安になってしまうこの頃だ。
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