おサル気まぐれ日記 ~ルレナバケから世界へ~

南米ボリビアのアマゾンールレナバケで暮らすおサルな私が、ジャングルの自然素材を使ってルレナバケの人たちが生み出した手づくり雑貨の店を経営しながら、気まぐれに日々の出来事や思いをつづり、ジャングルの香りをお届けします。

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
 ボリビアアマゾンの入り口にあるルレナバケの町の魅力は、緑の溢れる風景だったり、美味しいご飯だったり、素朴で飾らない住民たちだったり、小さい町だけど多国籍の移民たちを受け入れて来た開放的で寛容な文化だったり、子どもとママが人口の多数を占めるため自由な子育てがしやすい環境だったり、そりゃもうかれこれ14年間も暮らしてきた住人のひとりとしてはいっくらでもその住み心地の良さを並べたてられるのだけれど、旅人さん視点の観光地的な魅力を挙げるとするならば、ジャングルという熱帯大雨林と、パンパスという熱帯大湿原(ブラジルではパンタナールと呼ばれる)がすぐそばにあって、お得に両方を楽しめちゃうってのが素敵すぎるポイント☆


 ジャングルツアーは、モーターボートに乗って2時間くらいベニ河(アマゾン河源流)を上り、そこから密なジャングルをトレッキングしながら巨大な木や薬草、野鳥、野生動物など、ディープな自然に触れられ、他にも魚釣りしたり、キャンプしたり、筏ラフティングしたり、がっつり大自然アドベンチャーが経験できる。


 一方パンパスツアーは、まず車に3時間ほど乗って、流れの穏やかなヤクマ河まで着くと、そこからモーターボートでゆっくり舟での散策を楽しみながら、河辺にいる野生動物を身近にいっぱい観察できる、よりイージー&リラックスなツアーと言える。


 どちらがより楽しいかは各自の好みによりけりだけど、ツアー会社で働いていたら毎日いろんな国の人に出会うので、なんとなく出身地方による好みみたいのも見えてくる。例えば、イスラエル人にはディープでサバイバルなジャングルツアーが人気だし、ゆっくり旅するヨーロッパ人はジャングルとパンパス両方行く人が多く、日本人には圧倒的に(野生動物が確実に見られる)パンパスツアーが人気高い。


 私が働く旅行会社Max Adventuresは、マディディという国立公園に指定されるジャングル内にオリジナルのデザインで建てたツリーハウスを持ち、その周辺をトレッキングするツアーを専門としてここ数年やってきたのだけど、そこそこパンパスツアーのリクエストも多いもので、今年に入って、パンパスツアーも始めることになった。


 さて。私の具体的な仕事は、インターネットを通した問い合わせや現地のオフィスに直接来るお客さんに対して、ツアーの紹介をし販売し、ガイドとグループをコーディネートして、当日ツアーへ送り出す、というもの。


 で、その特典というか、仕事の一環として、ときどき家族でジャングル散策に行かせてもらえる。だって、自分の知らないもの、自分が魅力を感じないものを他の人に売りつけるわけには行かないし〜。で、この度、会社でパンパスツアーを提供するようになった流れで、私も必然的にパンパスに行くことに!(久々だったので、かなりワクワク♪)


 というわけで、Max Adventuresと行くイチオシのパンパスツアー二泊三日をご紹介♪


 朝9時、車で出発。道中、さっそくアンバイブーという木に生息するナマケモノ発見。こりゃみんな、朝からテンション上がるね!

P7094581.jpg

P7094577.jpg
 

 他にものんびり道を横断するカピバラの親子にも遭遇するし!君ら、危機感なさすぎや〜☆

P7094600.jpg


 ヤクマ河に着いたら、午後からクルーズ開始。野鳥などが観察しやすいようにボートには屋根がついてないから、直射日光がかなりきつい。河の水上からの反射光も容赦ない。まぁ、私ら色黒親子の場合はいまさら感が否めないけど(笑)、一般の旅行者には日焼け止め対策が必須です!

P7094622.jpg

P7104781.jpg


 乗ってるボートから手を伸ばしたら届いちゃいそうなくらいの距離感で、カメさんやらワニさんやらリスザルさんやらが、そこらにいるわ、いるわ。

P7094639.jpg

P7104796.jpg

P7094662.jpg


 野鳥さんなんて、もういろんな子たちが「ほら、写真撮って♪」とばっかりにそこらでポーズとってくれていて、カメラ向けてはしゃぐ人間たちに大サービス。

P7094739.jpg

P7104920.jpg

170614 Wetlands (41 of 215)


 河をゆっくりクルーズしていると、ときどきクチバシが淡いグレーピンクの河イルカがそこらをジャンプする。黒っぽくて中の見えない(ワニやピラニアが潜んでいるかもしれない)河に飛び込む勇気のある人は、人懐こいイルカちゃんたちと一緒に泳げるよ!

P7104878.jpg


 そしてアマゾンと言えば、ピラニア!ピラニアを釣って、唐揚げにして、食べられちゃう♪ 男の子ってほんま、魚釣り好きなんだよねぇ。根気のない私なんか、5分で飽きてしまうんだけど、うちの6歳児も大人たちに混ざってかなり真剣にピラニア釣りを楽しんでいた様子。

IMG_20170711_110016.jpg

170614 Wetlands (34 of 215)
 
 
 この他にも、アナコンダ探しハイキングや、光るワニの眼探しナイトクルーズ、朝焼け、夕焼け鑑賞、etc. etc.と盛りだくさんのパンパスツアー。もうとにかく、野生動物は次から次に身近で見られるし、どこを向いても大自然の景色が最高すぎて、感動の連続!

 そんな、パンパスツアーをご希望の方は、Max Adventuresにて、いつでもツアーコーディネートを承ります♪

P7094753.jpg
スポンサーサイト
 ボリビアアマゾンの小さな町ルレナバケには、じつは日系人の家族が何世帯も住んでいる。

 第一次世界大戦前後にペルーへと渡って来た日本の若者たちがアマゾン河源流マドレ・デ・ディオスをくだって、当時ゴム生産の盛んだったボリビア〜ブラジル国境へと移動し、ゴム景気が落ちる20世紀始め頃に、一部の日本人は同じくアマゾン河源流のベニ河を遡りして拡散していき、その中にはルレナバケ周辺に住み着いた人たちもいた。



 というこのあたりの日本人移民の歴史は、14年前にルレナバケに来た当初に招待された日系おじいちゃんたちの昼食会で知ったわけだけれども、正直なところ、ルレナバケに住む日系人、特に日本へ出稼ぎに出るチャンスを利用した日系人ファミリーの若者世代というのは、町の中では比較的お金持ちというか成金ぽい人も多く、また、日本に住んだことがあってもそれはお金稼ぎの為だけで、純粋に日本文化に興味がある人というのは少ないように見受けられて、4世代、5世代と日本の名字だけを引き継いできた、顔も性格もほぼほぼボリビア人の日系人に対して特に親近感のようなものが湧かず、むしろ私の中ではアマゾンの小さな町の生っ粋の現地人に馴染みたい欲の方が強かったため、これまであまり日系人ソサエティーと深く絡むことなくきた。


 それでも、過去に何度か「日本語教えて〜」と頼まれて、日系人家族に向けて日本語教室なるものを開いてみたこともあるのだけど、こちらがわざわざ準備して待っているというのに、「仕事が忙しくてー」とか、「ちょっと体調悪くて〜」とか、「いや、雨が・・」とか、ありがちな言い訳作ってはドタキャンされたり、下手したらなんの連絡もないままフェードアウトしていったり、とにかくまともに続いた試しがない。だいたいが日系人に限らずこの辺りアマゾンのボリビア人というのは、豊かな自然と共になるがままに生きて来たためか、呆れるほど努力をしないし、諦めも早い。


 そんなもので、ルレナバケの日系人とは道で会ったら挨拶するけれども、こちらから積極的にアプローチするほどの関係でもなかったわけだけれども、今年6月半ば頃、日系人の中ではこれまでもよく会話する方だったマティからある相談を持ちかけられた。


 沖縄出身日本人移民の3代目であるマティは、出稼ぎで日本に十数年住んでいたことがあり、接客業に関わっていたためか、他のルレナバケ在住日系人に比べて日本語がかなりできる。が、日本で生まれた娘は本人が5歳の頃までしか日本に住まなかったので、もうすっかり日本語が話せない。そのことについて、最近、思春期の難しいお年頃になってきた娘さんに、「ママは日本語ができるくせに、私にちゃんと教えてくれなかったから、ママのせいで私は全く話せない!」といって泣いて怒られたと言う。


 一方私も、ボリビアアマゾンのこの小さな村で、現在2人の男子を日本語で育児するという挑戦中なもんで、マティとは少々環境は違えども、そんな二カ国の言葉や文化をまたいだ母と子の関係を人ごととは思えない。


 我が家の場合、今のところ幸い順調にママ大好きっ子に育ってくれており、ママとは日本語、友達やパパとはスペイン語、という風に上手に二カ国語を使い分けるようになっているけれど、そう遠くはない将来、「ママ、恥ずかしいからあっち行ってよ!」みたいな、想像するだけで涙が出そうなお年頃になってくるやもしれない。そうした時に、もしこの子たちの周りに自分と同じように多国籍なアイデンティティーを持つ友人がいると、日本語やその他の外国語を学ぶモチベーションにも繋がるのでは、とか思えて心強い気もする。



 ・・・というわけで、すっかり前置きが長くなったけれども、日本とボリビアをまたぐママ友として意気投合したマティと私は、次世代のためにいっちょルレナバケの日系人ソサエティを盛り上げてみようか?なんて話になり、そのきっかけとして、勢いでさっそく7月にルレナバケ日本祭りを開くことになった。(←この辺がボリビア流。丹念に計画するよりまず行動。笑)



 そんなもので、先月半ば、ルレナバケで初の日本祭りを開催!!

 初めてのことばかりでバタバタしながらも、ルレナバケの日系人家族や、ボリビア国内の各地に住んでいる日本人にも声かけて巻き込んで、準備も本番もとっても楽しいイベントとなったので、結果オーライ♪ 以下、その様子を軽くご紹介☆


 イベント前々日、地元のローカルTVに浴衣で飛び込み宣伝しに行く。右から二番目が今回言い出しっぺのマティ。

IMG_20170721_204207.jpg


 前日の夜、イベントに来てくれた日本人の皆さんにたっぷり頼りまくって、チームプレイで巻き寿司作り。タン、タラーン♪

20286765_1503937576320471_8547767465911408958_o.jpg


 そして当日、巻き寿司78本分難なく完売!イェーイ♪

20228929_1535752949810167_5779905078810872278_n.jpg


 実演販売のたい焼きは、中身チーズとコンデンスミルクの二種で、同じく好評につき80個以上売れた様子。

20140036_1535753429810119_8170537952341210218_n.jpg


 浴衣コーナーでは、お客さんたちが浴衣を試着。そして、写真撮影、の流れ。

IMG-20170723-WA0015.jpg


 折り紙コーナーではお子たちに手裏剣づくりが大人気♪

IMG-20170723-WA0002.jpg


 おっと、習字コーナーと日本移民の歴史展示コーナーの写真撮ってない! けど、自分の名前をカタカナで墨で書いてもらう習字は、大人にも子供にも大好評♪

 まさかのカレーが焦げる事件なんてのも途中ありつつ、裏で頑張ってくれた料理班のおかげで、こちらも美味しくいただきました♪ あ、カレー班も写真ないし!


 そんなこんなで日本祭りも無事に終わり(ってもう1ヶ月も前の話だけど)、とりあえず最初のインパクトつけたところで、今後は地道にルレナバケのボリビア日本クラブの活動を発展&持続させていこうね、って話。
 (↓最後の写真は、今回の祭りで共に活躍したメンバーたち☆)

IMG_20170728_100947.jpg
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。