おサル気まぐれ日記 ~ルレナバケから世界へ~

南米ボリビアのアマゾンールレナバケで暮らすおサルな私が、ジャングルの自然素材を使ってルレナバケの人たちが生み出した手づくり雑貨の店を経営しながら、気まぐれに日々の出来事や思いをつづり、ジャングルの香りをお届けします。


 というわけで、慌ただしい一ヶ月の後、お腹と心を満たして日本を飛び立った我々おサル家族。


 無理はしない、無理はしない・・・と心に唱えつつ、それでも旅好きの衝動を抑えられず、世界半周の帰国途中にメキシコへ寄り道するプランを思いついてしまった私。ちょうどいいタイミングでメキシコ転勤となった友人家族も住んでいるし、思いついたが吉日、ここは行っとくべし!で、いざメキシコへ。


 13年前にメキシコ行った時に首都メキシコシティとその周辺を回ったので、今回は友人のお勧めでケレタロ〜サンミゲル・デ・アジェンデという小さめの町を散策することに。

 それが行ってみると本当に私好みの町で。人は陽気だし、食べ物はピリ辛、民芸雑貨がカラフルで可愛い!街並みもカラフルで温かい! もう、一瞬、このまま移住しようかと思ってしまうほど、楽しい町歩きのひと時だった。また次回、もっとゆっくり歩きたい〜♪

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 そんなメキシコとお別れして、飛行機で南へと移動を続け、パナマで乗り換えた後、ボリビアのサンタクルスに到着。おばあちゃん(ウゴのお母さん)の家に一泊して、イトコたち(ウゴの甥っ子姪っ子たち)と戯れ、軽く時差ボケと長時間飛行の疲れを癒す。


 さて。ここまでの旅はかなり好調にきたわけだけども、悩むのはこの先の国内移動。

 サンタクルスからルレナバケへは残念ながら飛行機の直行便が飛んでいないので、まずラパスまで飛んで、そこからルレナバケに飛ぶという空路オプション(メリット:時間短縮、これに尽きる/デメリット:地図上はだいぶ遠回り、航空賃お高い、わざわざ標高4000mの空港を経由するのが体力的に辛い)を選ぶか、はたまた、サンタクルスートリニダールレナバケという、一見すると地図上ではより合理的に見える低地陸路をバスまたは乗り合いタクシーで繋いで行くというオプション(メリット:だいぶ安い、高山病の心配なし/デメリット:夜行に始まり最短でも17時間くらいかかる上、ボリビア全国一位ではないかと思われる道路整備の最悪さ加減のため、道中何が起きるか分からないリスク高め、肩こり・腰痛・睡眠不足・虫刺されに悩まされる心配有り)を選ぶか、いつも悩む。そして悩んだ挙句、後者を選んでしまって道中後悔するのは毎度のことなのに、なぜか旅を終えるとそのしんどさを忘れてしまい、また同じ過ちを繰り返してしまう私。(←ただの貧乏性という説も。)


 というわけで、おバカな私(とその相方)は2年前の無駄にアドベンチャラスだった経験を忘れて、またしても陸路オプションを選び、サンタクルスからトリニダまで夜行バスに乗り、早朝着いたトリニダで待ち構えた乗り合いタクシーの「ルレナバケ(行くよ)〜!」の声かけにそそくさと応じてしまう。

 そして、今回雨が降ってないからノープロブレムでしょう!と思いきや、トリニダの町を走り出して小一時間もしないうちにあっさり予想を裏切られ、かんかん照りの日差しのもと、最初の河を渡し船で車ごと渡るはずの場所で、なんと「河の水位が急激に減りすぎて港が泥々になり1日前から渡し船が渡れずにいる」という衝撃の事実を知らされる。

 エーーーーー、そういうバージョンできたか! ていうか、なんでソレ、出発前に誰も教えてくれないかなぁ??と、束の間、がっくりうなだれる我々。

 でも、周りの乗客のみなさん、あんまり怒っている感じしないしね。河辺でブラブラ歩いたり、居合わせた人たちと呑気におしゃべりしたり、陽気にビール飲んじゃったりしながら、普通に時が解決してくれるのをのんびりと待っている様子。なんか私もこういうとき、怒ったり、イライラしたり、焦ったりするのがアホらしく思える心の余裕というか、諦めのような心境が生まれてくるから、あら不思議。さすがはボリビア在住歴14年、と自慢にならない自画自賛。ボリビア人の、お金はなくとも時間はある生き方がうっかりすっかり身に染み付いてしまったか。


 そんなもんで、私たち一行も、どうせ待つなら、と川辺のお魚屋さんに入って、とりあえずビールとナマズの唐揚げを頼んで乾杯!いや〜、夜行バスで疲れた身体に、暑い真昼間のおビールとか、最高やん♪てな展開となり、お子たちはそこら走り回ってるし、土で遊んでドロドロになるし、むしろ全然開放的で楽しそう☆

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 結局、夜8時頃まで船は出ず、一瞬、今日はここでキャンプか?みたいな、さらなるアドベンチャーも頭によぎったけど、幸い夜には河を渡ることができて、その後、運ちゃんがメッチャ車飛ばすしで、夜明けにはルレナバケの我が家に着けましたとさ。チャンチャン♪


 いやー、それにしても、今回も遠かった、ボリビアアマゾンの我が家。。。 帰ってきたばかりの今だけは、「世界の果て」とか「僻地」とかって言葉にも、素直に頷かずにはいられない感じ? 


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