おサル気まぐれ日記 ~ルレナバケから世界へ~

南米ボリビアのアマゾンールレナバケで暮らすおサルな私が、ジャングルの自然素材を使ってルレナバケの人たちが生み出した手づくり雑貨の店を経営しながら、気まぐれに日々の出来事や思いをつづり、ジャングルの香りをお届けします。

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「サルが助けてくれた」アマゾンの遭難者が告白
(ナショナルジオグラフィック日本版の記事)
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/17/032700111/


   ↑↑ ↑↑ ↑↑ 
 すごい、早くも日本版National Geographicで和訳されて記事になってる!

 しかも、私が知るよりも早く、この記事をyahooニュースで見つけた日本の父からLINEで「ボリビアの話、ルレの話だよ。これ有名な話?」とリンクが貼られてきた。


 これ、有名な話、どころか、実は私の職場で先月起きた話でして。


 ブログに書こうかどうか迷いつつ、でも話せばあまりに長い話になってしまうし、、、と思っていたら、3月23日付でナショナルジオグラフィック誌US版に英語記事が出て、それがさっそく日本版にも和訳されていたらしい。ありがたい。



 そんなわけで、事の詳細は省きながらかいつまんで書くことにする。


 平日午後に私が仕事しているMax Adventuresというジャングルツアー会社で、事件は、2月半ばに起きた。


 ひとりのチリ人の旅行者が、ルレナバケから出発しマディディ国立公園内のジャングルをトレッキングする二泊三日のツアーに参加した初日の夜、ジャングルの宿泊地であるツリーハウスから突如姿を消したのだった。

 いゃ〜、こりゃ事件だ、事件。ルレナバケから始まるジャングル舞台の大サスペンス!


 さて。

 ここから先の物語は、巧いこと事件のあらましをまとめてくれているナショナルジオグラフィック紙のリンク記事を是非ともお読みください。(まさかのタイミングでマディディ国立公園の取材に来ていたため、旅行者がジャングルで行方不明になった情報を知ってすぐにも現地に向かい捜索活動に同行して当記事を書くに至った若い米国人女性ライターのエリザベスさん、グッジョブ!)


「サルが助けてくれた」アマゾンの遭難者が告白
(ナショナルジオグラフィック日本版の記事)
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/17/032700111/



 とまぁ、事件が解決して少し時間の経った今だから私もネタとしてこうして多少ふざけて書けちゃうけど、突然いなくなった旅人さんの消息が9日間も分からなかった最中は、当然ながらもう会社中が緊張感に包まれていて、軽口たたける余裕なんてさらさらなかった。


 旅行者失踪が発覚してすぐ、一帯のジャングルを熟知する現地ツアーガイドと国立公園のレンジャーたちで組んだ25人ほどの捜索チームによる捜索活動が連日一昼夜続けられた。

 そしてその捜索チームに届けるための食料や物資調達に駆け回ったり、マディディ国立公園のレンジャー隊や観光局、さらには現地の警察、軍、ラパスのチリ領事館へ次々と報告、各所へ提出する公的レポート作成などの事務処理に追われたり、もちろんチリに住む家族へも連絡し急遽現地まで来られるよう手配したり、、、と、ルレナバケのオフィスを担う私たち裏方の仕事もなかなかハードだったわけで、

 「明日こそは見つかりますように・・」と毎日祈りながら、

 「でもこのまま行方が分からない日がいつまでも続いたら、一体どうなるんだろう?」という不安と葛藤しながらとにかく慌ただしく過ごした。


 ジャングルは木の実や葉に溜まる水分など自然の恵みに溢れているので、そう簡単に飢えることはないけれども、野生動物や虫、毒ヘビ、淡水エイなどの攻撃の対象になる危険も山ほどある。時間が経てば経つほど、危険に遭う可能性が増えるのはもちろんのこと、遭難した当人の体力だけでなく生き延びようとする精神力も落ちてくるので、生存率は確実に低くなってくる、とレンジャー隊のボスが言っていた。


 日夜続けられる捜索活動に加えて、ガイドたちの提案で、地元でよく知られるシャーマン夫婦にも力を貸してもらうことになった。ジャングルをよく知る人たちはもともと自然の力だったり、怖さだったりに対する信仰心が厚く、また、そんな自然の樹木に宿る精霊とも会話ができるというシャーマンの能力にも深く敬意を払っており、その辺りのことにもナショナルジオグラフィックの記事では焦点を当てている。


 そんな不安な日々に終止符が打たれたのは2月最終日。

 ちょうどカーニバルの最中だったので、みんな喜びが相まって、捜索チームのガイドたちとオフィスの仲間たちとジャングルから生還したチリ人とその家族たちとみんなで、大、大、大フィエスタで盛り上がって、めでたし、めでたし。


 下の写真は、捜索活動に関わっていたMax Adventuresのジャングルツアーガイドたちと遭難してたマイコルとその家族。

IMG_20170228_121549.jpg

 こちらは、ルレナバケからボートで3時間のマディディ国立公園内Max Adventuresキャンプサイト入り口。

IMG_1705_2.jpg
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