おサル気まぐれ日記 ~ルレナバケから世界へ~

南米ボリビアのアマゾンールレナバケで暮らすおサルな私が、ジャングルの自然素材を使ってルレナバケの人たちが生み出した手づくり雑貨の店を経営しながら、気まぐれに日々の出来事や思いをつづり、ジャングルの香りをお届けします。

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
 今年も我が一家の旅の季節がやってきた。


 家族4人がすんなりと国外脱出するためには、パスポートやら米国ビザやら日本ビザやら、家族4人分の準備が毎年いろいろあったのだけど、今年は何もなかったはず。。。

 と、なぜか油断してた。完全に。


 出発2週間を前にして、ふと目にした長男のパスポートの有効期限が切れていることに気づいたときの衝撃といったらもう。。。サーっと血の気が引いて、その場でぶっ倒れそうになった。なんという大失態!

 けど、そこはなんとか冷静になって頭をフル回転して、実家の母に戸籍をとってもらうお願いをして、たまたま日本から帰ってくる日が近づいていた在ボ友人の助けを借りて、大使館にもワガママを聞いてもらって、かろうじて出国3日前にパスポートを無事取得!

 フゥ。。。 かなり焦ったけど、結果オーライ♪


 ルレナバケからラパス、ラパスから出発地であるサンタクルスへと移動し、サンタクルスのお義母さんちに2年ぶりに寄ると、タツキとヒナトのイトコたちが、増えていた。いや、それはもう、着々と。

IMG_20170422_145635.jpg


ちょっとした子ども会の集まりのような賑やかさ。これまで全員はそろったことがないけど、現在イトコの数、総勢13人。最年長のイトコはすでに2人の子持ち。さすがは大家族文化のボリビア!


 さて、そんなもんで、バタバタとルレナバケを発ち、旅の道中も家族や友人宅で賑やかに過ごしつつ、来週には実家大阪に帰っているはずであります。5月いっぱい実家の箕面にいるので、関西近辺のみなさん、ぜひ遊んでください♪


 いま確定している日本滞在中の出店参加イベントはこちら↓

5月3日(水)4日(木) 高槻ジャズスト アートの森
5月11日(木) 琵琶湖 満月マルシェ
5月13日(土) 箕面小野原 コムカフェ 
5月14日(日) アースデイはまでらこうえん
5月20日(土) エスペーロ能勢 お話会


 このあとも出店イベントが決まり次第、またお知らせしていきます♪


 今年もたくさ〜んの素敵な出会いがありますように♡
スポンサーサイト
 8年ほど前、縁あってルレナバケの市街地からバイクで10分ほどの郊外に小さな土地を手に入れた。そこに住むにはまだ辺りが人寂しかったので、その小さな土地を耕して、ちょっとした憧れだった「畑」を作ってみようとした。子どもが生まれる前にはほうれん草やキュウリ、ラディッシュ、生姜、ネギ、キャッサバ、トウモロコシなどを植えて、暇を見つけては土いじりや家庭栽培の野菜づくりを楽しんでいたこともあった。


 それからしばらく、長男・次男の妊娠〜出産〜乳児の世話という出来事が続けざまにあったため、バイクに乗って凸凹道を走り、気温30〜40度の日射照りつける中、蚊や虫の多い畑に足繁く通うことがめっきり億劫になってしまい、すっかり放ったらかしにしてしまっていた。


 それでも、土と太陽と雨水があれば、たくましいアマゾンっ子たちは育ち続けてくれた。パパイヤ、バナナ、ココナッツ、さとうきび、パイナップル、etc. etc. いや、もはや畑ではないな。えーっと、・・・ジャングル果樹園??


 私よりフットワークの軽い(=暇な)相方ウゴ氏が、月に何度か様子を見に行って、草刈りしたり、乾季には水やりしたり、苗木を植え替えたり、パチャママ(母なる大地)の産物を収穫してきてくれる。そんなジャングル果樹園。


 さて、夏&雨季後半のルレナバケ。週末、久々に家族みんなでうちの畑ならぬジャングル果樹園に足を運んでみたら・・・。


 あ、コポアスが初めて実ってる! これ、3、4年前に出会ったカカオ生産者から買った苗が育ったやつ。熱帯地方のフルーツで、チョコレート原料のカカオの一種。甘酸っぱい味で強い香りの白い果肉でジュースを作るのが一般的。収穫時期に採れた実の果肉だけを冷凍しておけばいつでもコポアスジュースが作れちゃう♪

P2183543.jpg


 ココナッツも、植えて8年目にして、ようやく実った!フレッシュなココナッツジュースを飲んで果肉も生で食べて、残った殻を使って雑貨作りもできるし、一人三役くらいこなす賢い子。

P2183550.jpg


 パイナップルはもうここ3、4年、毎年お世話になってます! 収穫した実の緑の王冠の部分を植えたら、またどんどん新しい子が生えてくるシンプルでたくましい子。

P2183548.jpg


 もちろんバナナも年中お世話になってます♪ バナナも次々と育つから、ホンマありがたい栄養源。我が家だけでは全然食べ切れないので、収穫後はいつも友人たちにおすそ分け。

P4023658.jpg


 それから今回は半年くらい前に植えてみた花の種をたくさん収穫。アチラという濃い茶色の小さい種とラグリマ・デ・マリア(=マリアの涙)と呼ばれる数珠玉の種。これはアクセサリー作りの大事な材料となるのです!

P4023659.jpg

P4023664.jpg


 種採りのミッションを与えたら、お子たちも喜んで手伝ってくれた♡

P4023674.jpg

P4023677.jpg


 そして、家までの帰り道。。。

 横の池見たら、普通に野生のカピバラがのほほーんと水浴びしている。

P2183530.jpg


 あぁ、のどかな週末だなぁ。。。


「サルが助けてくれた」アマゾンの遭難者が告白
(ナショナルジオグラフィック日本版の記事)
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/17/032700111/


   ↑↑ ↑↑ ↑↑ 
 すごい、早くも日本版National Geographicで和訳されて記事になってる!

 しかも、私が知るよりも早く、この記事をyahooニュースで見つけた日本の父からLINEで「ボリビアの話、ルレの話だよ。これ有名な話?」とリンクが貼られてきた。


 これ、有名な話、どころか、実は私の職場で先月起きた話でして。


 ブログに書こうかどうか迷いつつ、でも話せばあまりに長い話になってしまうし、、、と思っていたら、3月23日付でナショナルジオグラフィック誌US版に英語記事が出て、それがさっそく日本版にも和訳されていたらしい。ありがたい。



 そんなわけで、事の詳細は省きながらかいつまんで書くことにする。


 平日午後に私が仕事しているMax Adventuresというジャングルツアー会社で、事件は、2月半ばに起きた。


 ひとりのチリ人の旅行者が、ルレナバケから出発しマディディ国立公園内のジャングルをトレッキングする二泊三日のツアーに参加した初日の夜、ジャングルの宿泊地であるツリーハウスから突如姿を消したのだった。

 いゃ〜、こりゃ事件だ、事件。ルレナバケから始まるジャングル舞台の大サスペンス!


 さて。

 ここから先の物語は、巧いこと事件のあらましをまとめてくれているナショナルジオグラフィック紙のリンク記事を是非ともお読みください。(まさかのタイミングでマディディ国立公園の取材に来ていたため、旅行者がジャングルで行方不明になった情報を知ってすぐにも現地に向かい捜索活動に同行して当記事を書くに至った若い米国人女性ライターのエリザベスさん、グッジョブ!)


「サルが助けてくれた」アマゾンの遭難者が告白
(ナショナルジオグラフィック日本版の記事)
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/17/032700111/



 とまぁ、事件が解決して少し時間の経った今だから私もネタとしてこうして多少ふざけて書けちゃうけど、突然いなくなった旅人さんの消息が9日間も分からなかった最中は、当然ながらもう会社中が緊張感に包まれていて、軽口たたける余裕なんてさらさらなかった。


 旅行者失踪が発覚してすぐ、一帯のジャングルを熟知する現地ツアーガイドと国立公園のレンジャーたちで組んだ25人ほどの捜索チームによる捜索活動が連日一昼夜続けられた。

 そしてその捜索チームに届けるための食料や物資調達に駆け回ったり、マディディ国立公園のレンジャー隊や観光局、さらには現地の警察、軍、ラパスのチリ領事館へ次々と報告、各所へ提出する公的レポート作成などの事務処理に追われたり、もちろんチリに住む家族へも連絡し急遽現地まで来られるよう手配したり、、、と、ルレナバケのオフィスを担う私たち裏方の仕事もなかなかハードだったわけで、

 「明日こそは見つかりますように・・」と毎日祈りながら、

 「でもこのまま行方が分からない日がいつまでも続いたら、一体どうなるんだろう?」という不安と葛藤しながらとにかく慌ただしく過ごした。


 ジャングルは木の実や葉に溜まる水分など自然の恵みに溢れているので、そう簡単に飢えることはないけれども、野生動物や虫、毒ヘビ、淡水エイなどの攻撃の対象になる危険も山ほどある。時間が経てば経つほど、危険に遭う可能性が増えるのはもちろんのこと、遭難した当人の体力だけでなく生き延びようとする精神力も落ちてくるので、生存率は確実に低くなってくる、とレンジャー隊のボスが言っていた。


 日夜続けられる捜索活動に加えて、ガイドたちの提案で、地元でよく知られるシャーマン夫婦にも力を貸してもらうことになった。ジャングルをよく知る人たちはもともと自然の力だったり、怖さだったりに対する信仰心が厚く、また、そんな自然の樹木に宿る精霊とも会話ができるというシャーマンの能力にも深く敬意を払っており、その辺りのことにもナショナルジオグラフィックの記事では焦点を当てている。


 そんな不安な日々に終止符が打たれたのは2月最終日。

 ちょうどカーニバルの最中だったので、みんな喜びが相まって、捜索チームのガイドたちとオフィスの仲間たちとジャングルから生還したチリ人とその家族たちとみんなで、大、大、大フィエスタで盛り上がって、めでたし、めでたし。


 下の写真は、捜索活動に関わっていたMax Adventuresのジャングルツアーガイドたちと遭難してたマイコルとその家族。

IMG_20170228_121549.jpg

 こちらは、ルレナバケからボートで3時間のマディディ国立公園内Max Adventuresキャンプサイト入り口。

IMG_1705_2.jpg
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。