おサル気まぐれ日記 ~ルレナバケから世界へ~

南米ボリビアのアマゾンールレナバケで暮らすおサルな私が、ジャングルの自然素材を使ってルレナバケの人たちが生み出した手づくり雑貨の店を経営しながら、気まぐれに日々の出来事や思いをつづり、ジャングルの香りをお届けします。


 今週の日曜日、県知事と市長と市会議員などの地方のリーダーたちを決める統一選挙がボリビア全国で行われる。


 ボリビアでは投票は国民の権利であるだけではなく義務であり、投票日前日から国内移動は禁止、お酒の販売も禁止、当日は市場も交通機関も公私とも全面営業禁止となり、また投票日の後3ヶ月は銀行や交通機関でその投票証明書(または投票しなかった理由を後日報告した証明書)の提示を求められたりするので、とにかくやむを得ない場合(出張中とか健康上の問題とか)以外は基本的に18歳以上の国民はみんな投票に行くように制度として徹底的に仕組まれている。日本もそれくらい思い切って規制して投票率を上げたら多少は政治がリアルなものになって、政治を担う人たちも国民の声を汲むことにもっと必死になるのではないカシラ?



 そんなもんで、このところルレナバケでも地方選挙に向けてそれぞれの政党カラーの旗を掲げた選挙キャンペーンが盛大に繰り広げられている。一般市民が選挙に関心高いのは素晴らしいと思うのだけど、どうも政策に注目するというより、目の前にぶら下げられる金目のものに目を眩ませている節があり、、、ここぞとばかりに物品だったりさらには土地だったりを贈与したりして票を約束させる買収行為が、それはちょっと節操がなさすぎでは?というほどあからさまに公然と飛び交うのは、驚くというよりもう呆れはててしまうレベルだ。中には、青いTシャツ着て(社会主義政党カラー)緑のキーホルダーを持ちながら(民主党カラー)家にはピンクの旗(国民革命党カラー)をなびかせているような有権者もいて、こっちでの言い回しを使うならまさに「Sin verguenza(=恥知らず)」なもの。。。


 さて、ボリビア永住権を持つ外国人である私にも地方選挙にかぎって投票権があるのだけれど、前回(5年前)の選挙時には日本に一時帰国していたため投票の機会を逃し、今回が初めての投票となる。しかも今回、抽選で決められる投票立会人にウゴ氏が当たってしまい、なんだか私までちょっと楽しみ。。。



 日本も来月は地方統一選挙。私にはたまたま各地方で議員さんをやっている友人たちが何人もいて、選挙活動を頑張っている様子がFacebookなどで伝わってくるけど、一般的には日本ではなぜか政治ネタってタブーな風潮が否めない。政治が生活から果てしなく遠い日本と、小汚い政治が生活レベルまで蔓延するボリビア。うーん、どっちもどっち?