おサル気まぐれ日記 ~ルレナバケから世界へ~

南米ボリビアのアマゾンールレナバケで暮らすおサルな私が、ジャングルの自然素材を使ってルレナバケの人たちが生み出した手づくり雑貨の店を経営しながら、気まぐれに日々の出来事や思いをつづり、ジャングルの香りをお届けします。


 スコットランド出身でボリビアに帰化した彼女とは、異文化からルレナバケに魅せられて移り住むようになった移民仲間としても、この大好きな村で地元の人たちとともにエコツーリズムに取り組む仲間としても、ただの一対一の人間としても、これまでルレナバケで10年来の付き合いを持つ心通う良き友人で、毎週のように一緒に美味しいもの食べて飲んで踊って笑って、たくさんの笑顔の時を共有してきた友だちだった。仲良しで大好きで、これからもずーーーっと長らくこの村でいい付き合いをしていくんだろうと信じて疑うことのなかった大事な人。が、先日から休暇で行っていたアフリカ旅行中に、不慮の事故で亡くなったことを知りました。


 今年もみんなで一緒に過ごす計画を立てていた年末年始はもうすぐそこまで来てるというのに。悲しくて、悲しくて、こんな悲劇が突然起こるなんてとても信じられなくて。彼女の笑顔がもう見られないなんて、どうにも切なすぎて。それに残されたパートナーの気持ちを思うと胸が痛すぎて。ナミビアという国は地理的にも心理的にも今の私には遠すぎて、最期に顔を見に行くことすらできない。


 悪夢のような突然の出来事への悲しみを消化しきれず、毎日の仕事が手に付かないながらも、時間はいつもどおり刻々とすぎていくので、たまる課題をただ静かにひとつひとつこなしていくこの頃。外は、残された者たちの悲しみを映すかのようなシトシトという静かな雨が降り続いています。


 当たり前のことだけど、人生、どこで誰に何が起こるか分からない。あんなに明るくてパワーに溢れて笑顔の絶えない人が突然この世からいなくなることもある。今すぐにこの悲しみから立ち直ることは難しいけど、もっと毎日を、その一瞬一瞬を、大事に生きないと。できれば、彼女の分までいつも笑顔で。そう思う。