おサル気まぐれ日記 ~ルレナバケから世界へ~

南米ボリビアのアマゾンールレナバケで暮らすおサルな私が、ジャングルの自然素材を使ってルレナバケの人たちが生み出した手づくり雑貨の店を経営しながら、気まぐれに日々の出来事や思いをつづり、ジャングルの香りをお届けします。


 先週末、県庁のあるトリニダ市で開かれた民芸品市に招待された。ルレナバケ以外の町で商品を手にしてもらうチャンスだし、いろんなつくり手さんたちにも出会えるし、なんて楽しそう!


 というわけで、二つ返事で参加を決めたはいいけど、おっと、そういやうちには乳飲み子が!

 はてさて、パパをひとりで行かせるか(いや、でも私が行きたい!)、家族三人で行くか(予算オーバーだし、店の営業もあるしなぁ)、う~む、どうしよう?とかるく悩んでみた末、今回パパにはお留守番してもらい、ちょっと大変だけど母子ふたりで行ってみることにした。


 それはそうと日本の約3倍の面積を持つボリビアのこと。県内と言えども、陸の孤島ルレナバケからは陸移動片道12時間の遠征となる。しかもボリビアのアマゾン地帯を走る幹線道路は舗装されていない凸凹道。おとなでもウンザリする長距離バスの旅に生後4ヶ月の我が子がどう反応するか、出発前のママはオロオロドキドキ。道中ぐずるかな~、周りに迷惑かけちゃうかな~、さーてどうなることやら、オロオロドキドキ・・・。


 といった母ザルの心配はありがたいことに思いのほか取り越し苦労にすみ、うちの子ザルはガタガタ揺れるバスの振動と窓から入ってくる涼しい風を受けていつも以上にスヤスヤとよく眠ってくれるし、目が覚めているときは周りの乗客のみんなが「抱っこさせて~」ととっかえひっかえ手を差し出してくれるもんだから膝から膝を遊泳したり、窓の外の緑広がる景色を興味深げに眺めていたりで、そりゃもうごっ機嫌さ~んに旅をクリアでき、母ザルは「ホッ」と一安心。


 現地にはさらにその先の町に住む相方のお母さんが孫の顔を見るついでにイベント中の抱っこ役として助っ人に来てくれたので、これまた大助かり。


 そんなわけで、三日間のイベント出店で新たにいろんな人や手づくりの物たちと出会い、はじめてのおやこ二人旅を終え、とっても充実した週末を過ごした母ザルと子ザルなのだった。そうだ、来年は父ザルも連れて行ってあげよう。
 事後報告となりますが、10月5日、「世界の果ての日本人」という大げさなタイトルの番組に「世界の果て」なるルレナバケの町から出演させていただいたそうです。8月はじめの取材だったのでだいぶ自分の中で忘れかけていたのと、取材協力を引き受けたはいいけど正直慣れないことして今更ながらたまらなく恥ずかしいわ!というわけで、自分からはほぼ告知をしないでいたのですが、たまたま見つけてくださった方、ありがとうございます。


 私のホームタウンである箕面のフェアトレードショップ「エスペーロ」さんのブログにもご紹介いただいてます♪(→コチラ


 どんなふうに編集され放送されたのか自分ではまだ見ていないのですが、とっても残念なことに私が一番みなさんにご紹介したかったヤシの葉を編んで作品づくりをする女性グループのつくり手さんたちの取材シーンがどうやら放送時間の都合上まるまるカットされてしまったそうです。。。 またいずれご紹介する機会があれば、と思いますが、なにしろここは「世界の果て」らしいので、いつそんな次回なるものがあるやら。


 そんなもんで、この場で改めてご紹介。写真↓が今回惜しくもカットされてしまった女性グループのつくり手さんたちです。美人なつくり手さんが編んでくれているのはカラフルに染めたヤシの葉のうちわ。暑いアマゾンの必需品です☆

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 三ヶ月前にこの世に誕生してくれた我が子には、アマゾンの神秘的で生命力に満ち溢れる樹木のように逞しく、かつ自然と共生できる繊細な心を持ち合わせた子に育って欲しいという願いから「樹(タツキ)」という名前を付けた。


 そして、その名前に託した思いを素直に受けた樹坊は、すくすくと逞しく健やかに育ってくれており、三ヶ月で7キロを超えるジャイアントぶりでかよわき母(え、誰が?笑)に嬉しい悲鳴をあげさせてくれている。


 8月の終わりには日本大使館に出生届けを提出するためにラパスに初めて上京したり、9月の初めにはルレナバケの恒例民芸品市に参加したり、なんだかんだと慌ただしい日々を送りつつも、三ヶ月も経つとパパママもベイビーもそれなりに新しい境遇に慣れてきたみたいで、夜もぐっすり寝られるようになったし、ご飯もおいしく食べられるし、子ザル・・・じゃなくて子ども背負ってのお店の営業と家事両立もそこそこ要領を得てきたし、時間的にも気持ち的にもだいぶゆとりが出てきた気がする。


 ブラーンブラーンと揺れるハンモックの中でブッダに勝る穏やかな寝顔を見せてくれていたり、「かわいい、かわいい」とべた褒めしてくれる大人たちに向かってシタリ顔で「んぐ~♪」と笑い返してくれたりするのを見ているだけで、もうこっちはにやけ顔が止まらない(アホ親)。


 そういえば、うちのお店に商品を届けてくれるつくり手さんたちもそのほとんどがママさんたち。10代の若々しい新米ママから、年齢不詳(!)の子だくさんママ、すでに孫を何人も持つベテランママまで、ジェネレーションや経験値はそれぞれ違うけれど、子育てという新しい共通点ができて自然と話題もはずむし、ラ・カンビータ仲間の新米ママや先輩ママたちに毎日子育ての知恵をいろいろ教えてもらっているこの頃なのだ。