おサル気まぐれ日記 ~ルレナバケから世界へ~

南米ボリビアのアマゾンールレナバケで暮らすおサルな私が、ジャングルの自然素材を使ってルレナバケの人たちが生み出した手づくり雑貨の店を経営しながら、気まぐれに日々の出来事や思いをつづり、ジャングルの香りをお届けします。

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 おっと。気がつけば今年も残すところあとわずか。


 師走の今月は、バイト先の年度末の〆仕事に追われているのに加えて、健康には自信のあった私にしては珍しく体調不良が重なって、なんだかてんてこ舞いになっている毎日のなかで、年末のノスタルジアな気分にゆっくりひたって一年を振り返っているヒマもなく、あっという間に年越しまでのカウントダウンを迎えているといった感じ。いやはや。


 そんなもんでここ2週間ほどめっきり畑にも足を運ぶ余裕がなかったのだけれど、そこはほれ、うちのおサルな相方が毎日コマメに水遣りに行ってくれていて、緑のお子たちは順調に育ってくれている様子。しかも、さすがは身軽で器用なおサルさん! 仲間たちを招集してこんな素朴な納屋と日陰スペースまで造ってくれちゃっていたらしい。


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 よし、年が明けたらさっそくあそこにハンモックをひっかけようではないか!




 さてと。

 そんなのんきな話からはうって変わって、ちょっと深刻なボリビアの現状。。。



 普段から混乱ごとの絶えないボリビアなのだけれど、ここにきて残念なことに今年最後かつ最大の大混乱事態に突入した。


 というのは、なんとクリスマス明けの日曜日、副大統領がテレビの記者会見に現れて、突然なんの前振りもなく、「明日からガソリン代、78%値上げするからよろしく」とばかりに、じつに軽々しくガソリン値上げ令を宣言してやってくれたのである。議会も通さず、民主主義もへったくれもない、政府の完全ひとり舞台だ。


 しかも、その理由(言い訳?建て前?)が、「産油国であるボリビアは周辺国に比べてガソリン代が安く、ヨソの国に密輸されるケースが多発しており、国内供給がまかなえていないため」というじつに説得力のないもので、だったら国境でしっかり密輸を規制するなりもっと妥当な方法があるだろうに、ヨソの国との物価の違いや一般市民の所得の違いを考慮せずに突然ガソリン代を倍近くも上げるなんて、そりゃもう国民のみなさんが激怒するのはもっともな話である。


 年末のウキウキ気分に塩を振るこの政府の勝手な取り決めに、いやもう、国中が大混乱。

 ガソリン代が上がるということは、単に交通コストがあがるだけでなく、商品の輸送コストもあがるわけで、食料から日用品から電気代から何から何までみな値上がり(給料以外?)する怒涛の経済インフレのオンパレードは避けられず、都市部ではさっそくあちこちで労働組合や市民グループのストライキやらデモや道路封鎖などが行われていて、今後の物価上昇と物品不足に備えて貯えのある市民たちは商店を買い漁り、暴動を恐れてか商品値上がりを待ってか商品を隠して営業を見合わせている商店もいくつもあり、どこもかしこも不穏な空気でいっぱいだ。


 貯えがなくその日暮らしの生計を建てている家庭が受ける影響などに思いを馳せると、本当に現政府は何を考えているのかと腹立たしくなる。これからこの国の経済は、そして人々の暮らしはいったいどうなっていくのか。誰もがゆっくりとした気持ちで過ごしたい年末年始なのに、なんだか先行き不安なこの頃のボリビアなのである。




 とにもかくにも、小さく無力な私はとりあえず、明くる年ができるかぎり穏やかで平和な一年になるよう星に祈るとしよう。


 地球上のみなさま、よいお年を。。。
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