おサル気まぐれ日記 ~ルレナバケから世界へ~

南米ボリビアのアマゾンールレナバケで暮らすおサルな私が、ジャングルの自然素材を使ってルレナバケの人たちが生み出した手づくり雑貨の店を経営しながら、気まぐれに日々の出来事や思いをつづり、ジャングルの香りをお届けします。

 気温40度を超え始めた夏真っ盛りのアマゾン、ルレナバケ。

 もうすっかりサボりまくり忘れまくりが板に付いてきたブログなのだけども、ここらで最近のアマゾン畑のお子たちご紹介のつづきなど。

 こちら、驚くべき成長の早さを見せる逞しいアマゾンッ子。トウモロコシ君とキャッサバ君です!パチパチパチ。

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 もう収穫の日も近しのおふたかた。いやぁ、植えたら植えた分だけ生えてきちゃって、あらま、どうしましょう?って感じ。こりゃうちでは全然食べきれないから、ご近所さんにお裾分け作戦だね。


 お次の写真は、バイト先の農業専門家の方に種をお裾分けしてもらってやってみました、野菜畑。

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 手始めに植えてみたのはホウレン草、チンゲンサイ、葉大根、ラディッシュなどなど、野菜の足りないボリビアの食生活を潤してくれるであろう賢いお子たちなのでありまする。

 鳥や小動物たちに食べられちゃわないように、あと強すぎる日差しを直に受けないように、網のトンネルを被しているのダ。いやぁ、こちらもさっそく芽が出てきて、もう毎日その成長ぶりを目にするのが楽しみったらありゃしない♪ フッフッフ。


 それでは、つづきはまた今度☆
 最近地元でアツイ話題。なんと!ルレナバケと川向かいの村を隔てるベニ川(アマゾン河の源流のひとつ)を渡す橋が造られる(かもしれない)らしい。。。


 なぜこの話題がアツイかと言うと、どでかい川を渡すため、どでかい橋を造るというわけで、もちろんそこにはどでかい金額の工事見積もりがあって、それはそれはどでかいプロジェクトであることは間違いないのだけれど、この橋プロジェクトが賛成派と反対派の地元民の間にかつてはなかったどでかい亀裂をつくってしまっているのである。



 ことの発端は・・・ムムム、ボリビアの地理や地元の政治、環境問題、観光業、国内移民の歴史など、それはそれは複雑な要因が関わってくる話で、うまく簡潔に説明できる自信がないのだけれども、反対派の言い分を簡単に言ってみるならば、

 「今の計画によると、川の上流=村の中心に橋とそれに続く幹線道路が造られることになり、そうすると1.山が大幅に削られることになり、山の湧き水から得る給水システムが脅かされる、2.学校や病院のすぐ近くを大きな幹線道路が通ることになり、住民の安全が脅かされるうえ、大型トラックなどの騒音も予想される、3.村ののどかで自然の豊かな風景が一変し、観光業が脅かされる、etc.」

 などの理由から、

 「どうしても造るというならせめて川の下流=村の外れに造ってくれ」

 というもので、とってもどうして理に適っているではないかと私は思うのだけれど、それに対する賛成派の言い分は、

 「ゴチャゴチャ言っているとプロジェクトの予算がほかの村に取られてしまうから、とにかく今の計画のまま(つまり川上流に橋設置プラン)で、できるだけ早く橋が欲しい!」

 というわけで、なんとも皮肉なことに「橋」プロジェクトが村と村を繋ぐどころか、村と村をより隔てる要因となってしまっているのである。



 とにかくまぁ、橋がかかれば、川に隔たれた地域の産業発達と生活向上の可能性は広がるわけで、川のこっち側に住んでいる私が川のあっち側に住んでいる人達に対して、「橋の建設反対」なんて軽々しく物申すのはフェアではないから敢えて言わないけれども、ボリビアの建設業のキャパにどうも信用を持てない私としては、どでかい川をまたぐことになるどでかい橋が、雨期の増水であっけなく流されてどでかい環境破壊を招いてしまうような悲劇が起こらないことを心より願わんばかりで、橋プロジェクトの行方を地元民たちとともに(時に討論を交わしながらも)深刻に見守る今日この頃なのだ。


 (写真は、話題の渦中にあるベニ川と、伝統的な筏を操ってみせる地元の若者たち。)

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