おサル気まぐれ日記 ~ルレナバケから世界へ~

南米ボリビアのアマゾンールレナバケで暮らすおサルな私が、ジャングルの自然素材を使ってルレナバケの人たちが生み出した手づくり雑貨の店を経営しながら、気まぐれに日々の出来事や思いをつづり、ジャングルの香りをお届けします。

 少し前(一ヶ月くらい前?)、「エケコ人形」というボリビア・アンデスの願掛けおっちゃん人形が日本のテレビ番組で特集されたそうで、ラパスの友人のところには突如何万個というエケコの注文が日本から殺到して、生産が全然間に合わず、嬉しい悲鳴を上げているという。(ちなみに、私のところにも日本から何通か問い合わせが舞い込んだのだけれど、うちではアンデス文化とはまた違ったアマゾン文化の自然素材民芸品を扱っているので、残念ながらエケコのおっちゃんは取り扱っておりませぬ。あしからず。)

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 たくさんの注文が入るということは、その分、より多くの利益が生産者にも届く(ことを願う!)わけだから、喜ぶべきことなのだけれど、単純なボリビア人がその勢いに便乗しようと、伝統民芸品をどんどん工業的に大量生産し始めて、そうこうするうちに日本ではあっという間にブームは過ぎ去って・・・みたいな、悲しいことが起こらないのを願うばかり。


 そういや、日本人の流行好きで思い出したのが、カピバラ。このカピバラという癒し系ののっそり動物、ルレナバケから3時間ほどで行けるパンパス(熱帯湿原)にも生息し、私はここで生まれて初めてお目にかかったわけだけど、今年春に日本に一時帰国した際に、テレビのCMで温泉につかっているカピバラくんを目撃。あらま、カピバラくん、いつのまにやら生息地から遙か遠ーい日本で思いがけず知名度を上げているではないですか。


 おかげさまで、わざわざうちのお店にカピバラグッズを探しに足を運んでくださる日本人のお客さんまで現れる次第で、エケコ人形にしてもカピバラにしても、日本人の突発的な流行パワーにつくづく驚かされるこの頃。でも日本人のブームというのはどうも長続きしない傾向があるようなので、あんまり振り回されたくはないなぁ、というのが本音なところ。(ボリビア人は簡単に振り回されそうなので、ちょい心配。。。)


 写真は、ルレナバケから3時間のパンパスで見られる野生のカピバラ親子と、うちの店のつくり手さんによって生みだされたヤシの木手彫りカピバラ親子。

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 見違えたね、日本の選手たち。すごい!

 嬉しくってつい、バルトくんまでこんな格好させられちゃった。
 かわいい、ウフフ♪

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 ボリビアは南米予選でとっくに蚊帳の外にもかかわらず、本戦開催数日前になって、突如ケーブルテレビが町中の商店や家庭で大普及するほどのワールドカップ熱気大盛り上がりを見せているこの頃のルレナバケ。もちろん、うちの店も入れましたとも、ケーブルテレビ。これで全試合がオンタイムで見れちゃう!って、そこまでヒマではないですが。それにしても、有力候補が敗れたり、意外なチームが奮闘したり、なんだか先が予測不能で楽しいなぁ♪


 あ、こんなところにサムライブルー、我が家のシュンスケ・ナカムラがおりました☆

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 あるご縁で、今月から農業関係のプロジェクトの事務所でお手伝いのバイトを始めた。お店と兼業になるので少々慌ただしくなるけれど、新しい分野での知識や経験、人間関係が広がればいいなぁ、という期待を持ってのこと。


 ちなみに、川向かいの町にある事務所への通勤手段は、コレ(↓)

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 都会で電車・バス通いのみなさま、たんと羨ましがってください。
 (って、感じ悪い? イヒヒ。)

 アマゾンマンを名乗る人物に会った。一見、現地の先住民の酋長のような風貌だが、じつは正真正銘の日本人である。(日本語で話しかけられなかったら、絶対気づかなかった!)アマゾンとナマズに魅せられてもうかれこれ30年、なんと今回で70回目のアマゾン訪問(ブラジルやペルーを始めとするジャングル地帯)になるが、ルレナバケへは今回が初めてなのだと言う。


 珍種の熱帯魚を探し求めてはるばる世界を彷徨いつづけるアマゾンマンは、2日間のあいだ、師弟愛を感じる息の合った助手の方ともども持参の網でルレナバケ付近の湖などに挑み、ナントカという小さなお魚さん(名前忘れました、スイマセン!)を数匹と、ホニャララという水草(同じく名前忘れ。。)をアイスボックスに入れて、「じゃあ、また来年!」と言い残し、ご満悦の笑顔で去っていった。


 これもアマゾンの大自然の恩恵とでもいうべきか、ルレナバケで暮らしていると、ご縁の神様がいろいろな個性を持って人生を楽しむ達人たちに会わせてくれる。そして、そんな一期一会の出会いによって私の毎日のキャンパスにまたひとつ新たな色彩が加わり、よりいっそう人生が楽しくなるのだ。


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(写真は、噂のアマゾンマン、ではなく、地元の子。と、彼がルレナバケに流れるベニ川で釣ったナマズの一種。唐揚げにしても煮こみにしてもおいしいョ♪)


 ラ・カンビータの仲間レティシアと私が留守してた間の店の様子などを確認しあい、「2ヶ月間もひとりでお店を切り盛りしてくれて、ありがとう!」と私が言うと、彼女からも「私のこと信用してくれて、ありがとう」という言葉が返ってきた。「あぁ、いい仲間を持ててよかったなぁ」と、なんだかじーんときた。


 接客やディスプレイの仕方など、まだまだ学んでほしいこともたくさんある彼女だけど、(というか、それは私自身もまだまだ学び中なので、一緒に勉強していきたい)、誠実で責任感のある彼女と活動を共有できて、とっても幸せだと思う。


 そんなレティシアは、ボリビアの母の日であった27日から休暇をとって、生まれ育ったトゥムパサというタカナ族の村に帰郷中である。お土産話が楽しみだ。