おサル気まぐれ日記 ~ルレナバケから世界へ~

南米ボリビアのアマゾンールレナバケで暮らすおサルな私が、ジャングルの自然素材を使ってルレナバケの人たちが生み出した手づくり雑貨の店を経営しながら、気まぐれに日々の出来事や思いをつづり、ジャングルの香りをお届けします。

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 前、前、前回くらいの日記で紹介したグアラヨ族のオッチャンご自慢のハンモックについては、もうすでに書いた通りなんだけど、ハンモックって重くてかさばるからお土産としてはなかなか買ってもらいにくい。それに、ルレナバケの田舎町のようにゆったりスペースに富んだつくりの住居に住むお客さまばかりではないから、そもそもハンモックを設置する場所を持たない人が多いことも考えられる。


 そんなもんで、オッチャンの手織りを活かせて、いろんな人に使ってもらえそうな商品を検討中のこの頃。


 たとえば、お試しで作ってもらったのが、ミニ・ハンモック(長さ35cmx幅25cm、ヒモの長さ22cm)。


 さて。とりあえず思いつきで作ってはもらったものの、コレ、何に使えるだろう?と頭をひねらしてみる。


 うーーーん。


 うーーーーーーーん。



 フルーツバスケット感覚かなぁ?

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 お花受けというのもありかしら。
 (写真のお花は、乾燥させたとうもろこしの皮を染めてつくった造花。)

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 それとも、ワインボトルホルダーとか?
 (一本しか入らないので、酒飲みには向きませぬ。あしからず。)

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 もしくは、子猫ちゃんのシエスタ(お昼寝)用ハンモックなんていかが?
 あらん、ラブリー♪

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 いやいや、なかなかなんと。遊び心を誘うではないですか、このミニハンモック。(え、私だけ?)



 そんなワケで、ミニハンモックの使い道新発見でも、まったく別の新商品案でも、とにかく、おもしろアイデア募集中なのでありまする!

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 ある日のできごと。


 店に入られたヨーロッパ人と見受けられるお客さま。いろいろ商品を眺めては、値段をきいて、値下げを試みてこられる。値引きを注文されるお客さんは普段から少なくないので、多少は値引き可能な値段設定をしているのだけれど、かと言って、言われるがままに値引きしていたら、こちらも活動が成り立たない。


 お客さま:「この商品、なんでこんなに高いの? 私、お金ないから、もっと値引きしてよ。」


 本当にお金を持ってない人は、外国に旅行なんて、できない。


 私:「うちのお店では、このあたりの集落の人たちが手づくりで商品を作ってくれていて、ひとつひとつにかかる手作業に見合った値で商品を買い取るようにしているから、あんまり大きな値引きは出来ないんです。」


 客:「だって、どうせ作っているのはインディへナ(先住民)なんでしょ?」


 おっと、そうきたか。

 この心ない言葉には思わずムカッときたけど、残念ながら、こういう考えのお客さまにもときどき出くわすので、できるだけ冷静に答えた(つもり)。


 私:「・・・お言葉ですが、先住民であろうが何人であろうが、仕事に見合った報酬を受けるのは当然のことです。先住民だから、安値でその労働費を買っていいなんて理屈はあり得ないと思いますが。」


 客:「でも先住民なんて、お金がなくてもいい暮らしをしているんでしょ?」


 私:「もしそうだとしたら、今頃うちのお店は存在してないです。・・・先住民にだって、教育や医療サービスを受ける権利があります。そして、残念ながら、ボリビアではこれらの基本的なサービスが無料じゃないんです・・・」


 こうした会話を続けていくうちに、最終的にそのお客さまは、買い手側からの値段ふっかけをやめて、こちらが気持ちだけ割引した値段で了承して、商品を購入してくれた。



 こういう出来事があると、あらためて、現地の小さな集落に暮らす生産者たち、そして世界各地から訪れる旅行者たちの両方とつきあう機会を持った「売り手」という橋渡しの立場として、「つくる人」と「買う人」の意識のギャップを埋めることの大切さを思う。なぜならそれは、世界の格差を縮めることにも繋がっていくと思うから。・・・というのは言い過ぎだとしても、「北」の国の人たちが「南」の国の人たちを自分と同等にとらえられる想像力を持ってエゴから解放されたとき、そして、「南」の人たちが「北」の人たちに対して卑屈にならない誇りと自立心を持ったとき、世界は少し変わると思うから。



 あぁ、なんだか。少しばっかり感傷的になってしまったワ。



 まぁとにかく、私は私にできることを少しずつしていこう。


 アマゾンの町では、日々、いろいろな出会いがある。


 今日お店を訪れてくれた第一号のお客さまは、青と黒のコンビネーションがとってもゴージャスなこのお方。


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 最高に寒いスル(冬になるとときどきこの辺りで吹く冷たい南風)がきた。


 いや、だからね。寒いのは、もう絶対どうしたって真剣に本気で嫌なんだってば! 勘弁してよ~・・・と、心の底から愚痴ってはみるんだけど、パチャママさま(大地の母)の力には逆らえないから、いやいやながら受け入れるしかない。


 寒いからというだけでまさか7月の稼ぎ時にお店を臨時休業するわけにもいかないので、肩から毛布をかぶって震えながら接客をする私を見て、旅行者たちが笑う。というか、私にはこんなクソ寒い日にでもサンダルに短パン姿の欧米人の皆さんの方が理解不能なのですが。。。 同じ人間なのに、何故こうも身体のつくりが違うのか、とっても不思議だ。



 ところで、最近、温度・湿度計なるものを手に入れた。


 今まで、「暑い」とか「寒い」とか、曖昧なその日の体感温度を口にしてはいたのだけど、実際にアマゾンがどれほど暑くなりえたり寒くなりえたりするのかを科学的に調べてみたことがなかったので、一度ちゃんと計ってみなきゃ、とまえまえから思っていたのだ。


 そんなわけで、さっそく、今年一番寒い日のルレナバケの気温と湿度を計ってみる。ちなみに、その日の体感温度は、「うゎ、息が白いよ!」


 ・・・結果。「14℃」(一日だけ。)


 ほほぉ。そんなものなのか。個人的にはとっくに10℃切ってる自信があったのに。人間の(というより私の)体感温度なんて、いいかげんなもんなんだね。


 ついでに、その日の湿度はというと・・・「70%」


 タカっ!! 乾期でコレかい!と、思わず湿度計につっこむ。こりゃ、雨期は確実に100%いくね。さすがはアマゾンだね。ムシムシ度はピカイチなんだね。



 さて。そんな激寒の(?)一日が過ぎ、今日の気温は25℃、湿度はあいかわらず70%。毛布から一転して、ぽかぽか日和である。これなら、サンダルに短パン姿も許せるなぁ。



 そんなカプリチョッソ(気まぐれ)なお天気の、ルレナバケの冬なのだった。

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