おサル気まぐれ日記 ~ルレナバケから世界へ~

南米ボリビアのアマゾンールレナバケで暮らすおサルな私が、ジャングルの自然素材を使ってルレナバケの人たちが生み出した手づくり雑貨の店を経営しながら、気まぐれに日々の出来事や思いをつづり、ジャングルの香りをお届けします。

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 最近のボリビアはちょっと政情が微妙な雲行きを見せている。エボ大統領率いる社会主義派が高地の先住民層と一層の連結を図る一方、低地の6州(ボリビアのmedia luna=半月と言われている)では地方自治権要望と反エボの動きが徐々に拡大していて、今月15日には高地のラパスでボリビアの新憲法が成立したのとまったく同時に、低地のサンタクルスで自治憲法が立ち上げられ、二地域・二層の亀裂はますます深刻化している。


 そんなニュースを受けて、世界の情勢に神経質なまでに敏感な欧米人旅行者たちは突如ボリビアから姿を消し、ここ数日ルレナバケでよく見かける旅行者といえば、平和ボケした日本人たち(悪口じゃないよ?)と、危険ボケしたイスラエル人たちくらいだ。

 勝手な私の人間観察によると、一般的に日本人は平和慣れしてて、世界を旅するときにもその国の情勢なんかをいちいち調査しない。で、イスラエル人の場合は、徴兵が義務づけられてたり、自国の中でのもめ事も耐えない土地から来ていたりするせいからか、旅先でのちょっとやそっとの暴動ぐらいでは平然としているのだった。


 かくいう私も、ボリビアという国でハプニング慣れしていながら、かつルレナバケという町ですっかり田舎ボケしてしまってもいて、ラパスやサンタクルスでみんなが派手にアピール行動や集会やハンストをして盛り上がっているのをテレビで見ても、国がふたつに分かれてしまいかねないシリアスな状況にあっても、あんまり驚きもしない自分がいる。


 それにしても、ボリビアという国をより強化なものにしようというエボ派の動きも、ボリビアという国から独立しようとする自治派の動きも、なんだかな~。それによって利益を受ける一部の人によって大衆はコントロールされてるだけのように見えてしまったり。。。


 とにかく私としては、年末年始を世界中のみんなができるだけ穏やかな気持ちで過ごせることを祈るのみ。。。
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 ここ二週間ほどで雨季が始まり、旅行者の数がどっと減った。これから4ヶ月ほどはルレナバケの町は閑散期となる。収入は減るのに、卒業式やらクリスマスやら年末年始やら町の記念日やらカーニバルやら私の誕生日やら(!)、イベント三昧でお金は減っていく一方という、なんとも明るく痛い季節だ。

 それはそうと、お客さんの入りが減って暇だわ、売り上げは減るわといういまいちな日々に持ってこいのタイミングで、民芸品屋さんとは関係のない臨時バイトの依頼を受けた。それは町役場と国際NGOが共同で行う「ルレナバケにおける観光業による社会的・経済的影響についての調査」のフィールドワークアシスタントというもので、以前ルレナバケで観光業の仕事をしていた友だちのコネクションで仕事のオファーが私のところにきたのだった。やっぱコネは大事ネ☆

 一緒に仕事することになった人たちと調査過程を役割分担して、私が担当することになった仕事内容は、観光業に携わる商売、主に町のツアー会社、レストラン、ホテルのオーナーに「投資」「経費」「収入」の面を細かくインタビューしてデータを集めるというもの。


 質問事項はあらかじめ決まっているから、一見単純な仕事に見えるんだけど、やってみるとこれがなかなか大変。なんせ、細かいことをいろいろ聞くからめんどくさがられたり、うさんくさがられたり。と言っても、小さな町だから、相手は顔見知りな人たちばかりで、「こんなめんどくさい仕事まかされて大変だねぇ」とか気遣ってくれて、冷たい飲み物を出してくれるような人もいたり、うっかり話がズレてほかの商売の噂話や陰口を語りだすような人も。

 お店を始めてからは、すっかり生産者とお店にくるお客さんが主な付き合いとなっていたので、とにもかくにも10日間ほどで町中の大きな店や会社のオーナーを順番に当たっていって、普段は挨拶程度の付き合いしかない人たちと一対一でいろんな話ができたのがおもしろかった。大変だったけど。


 こうして、久々にお店と関係のない仕事をやり遂げて、ちょっと満足するも、気づけば町行く人たちも私もすっかり浮かれモードなこの季節。臨時バイトの収入は一連のイベントで泡のように消えていくのだった。。。

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