おサル気まぐれ日記 ~ルレナバケから世界へ~

南米ボリビアのアマゾンールレナバケで暮らすおサルな私が、ジャングルの自然素材を使ってルレナバケの人たちが生み出した手づくり雑貨の店を経営しながら、気まぐれに日々の出来事や思いをつづり、ジャングルの香りをお届けします。

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 久々に、日本語をたくさん話した。


 と言うのは、もちろん、日本人に出会ったからだ。

 アメリカから日本に帰る前に、南米を旅行している途中でカナダ人の恋人ができて、日本へは帰らずカナダに行く、というシノさんは、ジャングルやパンパスのツアーに行ってた期間も入れると、恋人のリチャードさんと一緒に、なんと三週間もルレナバケに居たことになる。いや~、実によく飲んで、よく語った。

 もう一人は、一晩だけ一緒に飲んだだけだけど、こちらも偶然にカナダに住んでいて、日本に帰る途中に南米を旅行しているという、イズミさん。


 普段は別に日本語や日本人が恋しいとは思わないんだけど、たまに話すと、やっぱりなんだか嬉しいかも、と思った。それに、旅してる日本人には、おもしろい人が多い。

       ☆         ☆         ☆

 ところで、今度、日本に一時帰国することもあって、このところ、日本人の好みについて考えている。

 と言うのも、せっかくだから、いくつか私の店の商品を見本として持ち帰ろうという魂胆なんだけど、じつは前回帰国した際に持ち帰ったおみやげたちに、思わぬ反応を得た経験があるのだ。


 例えば、色について。以前、何人かに指摘された。

 南米人好みの派手な色彩や大柄のものは日本では、受けにくいって。日本では、もっと口では言い表しにくい微妙な色合いや模様が好まれるんだって。

 赤とか、黄色とか、オレンジとか、緑とか、原色系のはっきりした色やその組み合わせなんか、私はかなり好きなんだけどなぁ。

 でも、よく考えてみると、服や小物など、私も昔は茶系とか微妙な緑とか、もっと柔らかい風の色のものが好きだった気がする。いろんな土地の手作り民芸品は、昔から人並み以上に好きだったけど。

 色については、確かにこっちに来てから、私の好みが変わったのかも。



 そいで、シノさんに日本で受けそうな商品について聞いてみた。

 そこで、とても勉強になる意見が。

 日本人は、「実用的」で、「小さく」て、「地味かわいい」ものが好きなんだ、と。

 ほぉーーーー、なるほど。確かにそう言われてみれば、そうかも。

 確かに、木で作ったお面とか、欧米人は結構好きで、自分でも意外なくらい、なかなか売れ行きがいいんだけど、これは日本人に受け入れられるのは難しいだろうな、と私も思うし(笑)。


 んでもって、お店を一通り眺めたシノさんから、さらに素敵な発案が。

 ジャングルのいろんな種をビーズのように使った、携帯ストラップなんか日本じゃ受けるかも、と。

 お~。そりゃ、いいかも。


 そんなワケで、さっそく作ってみた。(下の写真)

 最近は、自分でも種のネックレスやピアス、指輪なんかを作ってるので、おんなじような感じで。

 とりあえず、帰国までに、ほかにもいくつか試作品作ってみようと思う。



 追伸: 「実用的」で、「小さく」て、「地味かわいい」商品アイデア募集中。


straps.jpg

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 そういやうっかり書きそびれていたけど、いきつけのモスキート・バーが3月終わりに引っ越しして、リニューアルオープンした。以前よりも広くなり、ジャングルをモチーフにしたデコレーションにもますます力が入ってる。


 そいでもって、私のお店も、客入りの増加をねらって、その新しくなったモスキート・バーの隣に引っ越す、という話が出ている。


 今の場所は、セントロから近いんだけど、いまいち人通りは多くないので、モスキートの隣に移るなんてのは、めっちゃおいしいオファーで、家主から声をかけてもらったときには、「ワーイ」と素直に喜んでたんだけど。


 ・・・それから話が進まない。


 ってのは、そこは元々、家主が洗濯屋さんを経営していた場所で、それを改築して広くしたところを、私が借りてお店を開く予定だったのが、一向にその改築工事が進んでないのだ。


 二週間ほどで工事が終わるからって言ってから、もうかれこれ一ヶ月ほど経つんだけど。


 まぁ、ボリビアのことだし、「あせってもムダ」と気長に待ってたんだけど、日本に一時帰国する前に引っ越しを完了しておきたいのに、出発の日はどんどん近づいてくるし、ちょっと心配になってきて、よくよく観察してみると、壁だけ作って天井もないまま、工事の手がぱったり止まっちゃってるし。


 おいおい、しっかり働いてよ、ボリビア人。


 「帰国まであと三週間!」と、私がプレッシャーかけてみても、ノン気なボリビア人の性格が突然変わるわけもなく、あと二週間ほどで工事が終わる、って、一ヶ月前とおんなじことを言われてしまった。。。


 こんな調子で、本当に引っ越しできるんかな?


 アマゾン気候のルレナバケには、日本のようにはっきりとした春夏秋冬の四季はなく、とりあえず年がら年中暑い中、一年の季節の変化と言えば、乾期と雨期の2シーズンに分けられる。


 今年は異常に降って、川付近の住民たちや農民たちを悩ませた雨も、ようやく落ち着いて、町に避難していた集落の人たちも自分の土地へ帰っていった。


 乾期の始まりだ。


 ルレナバケは、ジャングルとパンパスが目玉の観光地だと言っても、雨期には、道がひどく、セスナ機もなかなか飛んでくれない「陸の孤島」に変容するため、足止めを食らうのを怖れて、めっきり観光客(特に外国人)の数が減ってしまうのだけど、三月の終わり頃から、また町を歩く観光客が増えてきた。



 ところで、これから半年ほどが、ルレナバケにおける「稼ぎ時」である。


 ホテルや代理店など、観光業に直接関わってる人たちはもちろんのこと、バイクタクシーや川を渡る船などの交通機関、電話屋、飲食店、その他あらゆる商売・サービス業など、町中全体が活発化する。


 集落で農畜を営む人たちだって例外じゃない。社会の景気が良くなれば、生産者たちだって利益を与る、いたってシンプルな社会だ。



 そして、私の経営する地元民芸品のお店も、少しずつ客入りが良くなってきて、なんとなく楽しい今日この頃。(てか、ちょっとばかり浮かれてます。)



 セマナ・サンタの季節だ。

 英語で言うところのイースター(キリストの復活祭)のこと。


 イギリスで暮らしていた頃のことを考えると、イースターと言えば、イースターエッグ(卵の形のチョコレート、この時期店頭に並ぶ。日本のバレンタインデーと同じく、お菓子屋さんの作戦。)くらいしか覚えがないけど、ボリビアに来てから、カトリック教の習慣をいろいろ知った。


 木曜に始まる聖なるこの三日間は、学校や仕事が休みになり、人々は教会のミサに出向く。さらに、いろいろな娯楽が制限される。


 まず、肉類が食べられない。肉に飽き飽きしてる私にとっては、胸張ってベジタリアンフードが食べられる素敵な日だけど、肉食のボリビア人には、禁欲の日々だ。


 そして、呑んベエのボリビア人にとって、食事よりも大事なお酒も、これらの神聖な日々には禁じられる。もちろん、フィエスタもなし。よく考えてみたら、ボリビア人が酒を飲まない週末は、このセマナ・サンタと選挙の日だけ、と言っちゃっても過言じゃない。・・・てか、私もだけど。


 うーーーん、何しようかな? この週末。


 大変! ココそこに「木食い虫」が出現!


 最近、お店の商品の一部が、思わぬ被害に遭っている。


・・・「木食い虫」とは、その名の通り、木を食う虫だ。


 竹やその他の軽い木で作られた商品が好みらしい。気にしてなければ気づかないほどのちっちゃい穴が開いて、そこから木の粉が出る。その穴の中にヤツはいる。それを気づかずに放置しておくと、ヤツらはどんどん食い続ける。


 こりゃ、大変!と、気づいた近頃の私は、お店に人がいないときは、この「木食い虫」たちとの戦いに熱中している。その戦法は、いたって簡単。ヤツらがいると怪しまれる辺りにディーゼルを吹きかける。すると、ヤツらはもがきながら穴から出てきて、そのまま息絶える。この方法を根気良くコマメに続けることで、だいぶ被害は抑えられるようになったけど、油断は禁物だ。ていうか、できればこれ以上の被害が出ないように、みんないなくなっちゃってほしい。


 そんなワケで、どなたか「木食い虫」の退治方法に詳しい方がいたら、ぜひご一報くださいマシ!


 こういう熱帯地域には、日本のような気候の土地にはない、独特の病気がある。例えば、マラリアやデング熱、黄熱病などは、アフリカ、アジア南部、中南米に行ったことがある人は、何かしら聞いたことがあると思う。



 少し前に、ルレナバケにひとりで来た日本人の男の子が、「ひどい頭痛らしい」けどスペイン語を話さないから詳しい状態が分からない、と現地のホテルの人に急遽呼ばれたことがあった。

 そこで、ベッドで横になってる男の子に尋ねてみると、じつはルレナバケに来るに合わせて、どこで手に入れたか、マラリア予防の薬を飲んだらしい。これが、とっても副作用の強い薬。それなのに、無知な彼は、同じ日に、ビールを一杯やってしまったらしい。


 ルレナバケ近辺のジャングルには、マラリア病を持つ蚊はいないんだけどな。

 知らない病気を怖れるあまり、先走ってしまったみたい。まぁ、こんな例はそう珍しくもなく、欧米からの観光客でも、たまに現地でマラリア予防の薬を探しているのに出会う。実際には、現地ではその薬は売ってないんだけど。


 幸い、この辺りは、マラリアもなければ、黄熱病もない。(ただし、ブラジル国境近くのジャングルにはあるので、ボリビア入国には黄熱病の予防注射が義務づけられている。)


 毎年、蚊が増える雨期の頃に現地で流行するのは、「マヤロ」と当地で呼ばれている、デング熱に似た病気だ。蚊さされによって病原菌をもらうと、一週間あまり高熱がつづくほか、頭痛、目の痛み、身体の痛みが襲うけど、他地域で見られる「出血性デング熱」とは違って、死に至るほどのことはない。


 ・・・ところで、白状すると、ここ数日、その「マヤロ」にやられて、寝込んでた。健康には自信があったんだけどな。昨年に続いて、二度目。


 前回は、ほとんど物も食べられず、一週間で激やせしたけど、今回は、しっかり食べて体力を落とさなかったので、軽くすんだ。(デング熱ダイエット失敗、無念!)



 ・・・というワケで、しばらく日記更新ができずにいたんですが、もうすっかり元気です。消息心配してくれた心優しい人たち、アリガトウ!
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