おサル気まぐれ日記 ~ルレナバケから世界へ~

南米ボリビアのアマゾンールレナバケで暮らすおサルな私が、ジャングルの自然素材を使ってルレナバケの人たちが生み出した手づくり雑貨の店を経営しながら、気まぐれに日々の出来事や思いをつづり、ジャングルの香りをお届けします。



 ボリビアの多くの人は、カトリック教徒なので、クリスマスは、家族が一緒に過ごす神聖な一日だ。遠く離れていた家族が実家に帰ってきたりして、一家でそろって食事をし、教会のミサに行ったりする。


 これと代わって、日本で言うお正月の一月一日は、家族、というよりも、友だちや恋人と出かけて、飲んで踊って、のフィエスタ三昧。日本での年越しそばやおせち料理のように、ここでは、豚肉とパパイヤのサラダを食べたり、ブドウを12月の数だけ食べたり、トランクを持って住居の一角をグルーッと回ったり、いろいろな習慣がある。


 クリスマスとお正月の形というか、祝い方が、日本のそれとはやっぱり違って、おもしろい。


 そんなボリビアで過ごす、三年目の年末年始。

 
 ・・・みなさん、よいお年を!



 (↓年末年始イベント?で、ルレナバケの伝統衣装Tipoyを着て、お店の営業してみたり。)


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 ペルーのクスコ・マチュピチュの偉大なインカ遺跡、アルゼンチンのブエノスアイレス・イグアスの滝の大自然の写真を、ホームページにちょこっとだけUP。

http://monito-bonito.hp.infoseek.co.jp/

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 日曜日、大統領選挙が行われた。


 町中の交通機関や店などがすべて営業停止して、厳重な警戒態勢のもと、ボリビアの法律に従って、国民のほとんどが投票に行った。(18歳以上は投票が義務。罰金制度もあり。だけど、諸事情により投票できない場合は、手続きを踏まえ、不投票も可能。)



 この選挙の結果、まだ正式には決定していないけど、ほぼ確実な線で次の大統領に就任するのが、社会党のエボ・モラレス。

 コカ農家出身で、アルティプラノ(高山地帯)のカンペシーノ(小農民)たちからの圧倒的な人気を誇る、これまでのエリート大統領たちとはひと味違ったリーダー。ボリビアで有名(?)な道路封鎖の指導者でもあり、国際的には、反米の姿勢を見せている。



 人種、環境、文化、いろいろな意味で、複雑な社会図を持つボリビア国内での政治。また、南米で最も貧困な国、という立場で、アメリカ中心のグローバリゼーションに立ち向かおうとする国際政策。その両方が、前途多難であるワケだけど、今までと違ったタイプのリーダーが、ボリビアの何かを変えてくれるかもしれない、という期待もなくはない。


 とは言っても、どんなに優秀なリーダーでも、今日や明日に突然、社会を変えることはできない。ボリビア人は長期的に計画することを知らず、目の前の利点や不利点にばかり気を取られる習性があるけど、ここはちょっと、ゆっくり新しい体制の様子を見てみてもいいんじゃないかなぁ、と思う。


 ボリビアに初めて来たのが、ちょうど二年半ちょっと前。それから今までに、二回もこの国の大統領は代わったけど、正式に大統領選挙が行われるのを見るのは、これが初めて。


 いや~、ここ数週間続いた賑やかな選挙キャンペーンが終わり、いよいよ明日の日曜日が投票日。

 ボリビアの法律で、選挙前日と当日は、アルコール類の販売・消費の禁止、当日はさらに、交通機関も事務所・店もすべて閉じることになっていて、私も明日は、お店を閉めて、ゆっくり町の様子やテレビで国内の様子でも観察してる予定。


 今のところ、優勢が予想されてるのは、ラパスやコチャバンバで抜群人気のコカ農民リーダー、エボ氏(社会党)。代わって、オリエンテ(東のアマゾン地方)で人気なのは、トゥート氏。日系人のナガタニ氏も出馬している。



 でも、誰が勝っても、長くは続かないやろうってのが、多くの意見。。。


 さてさて。どうなることやら。2006年のボリビア。
 12月から3月くらいまでは、ここでは雨期にあたって、毎日ではないけど、よく雨が降る。なので、毎年、この時期になると、外国人観光客の足が止まる。その代わり、クリスマス・年末シーズンには、国内のお客さんが増える。


 そんなもんで、ローカルなお客さんたちを狙って、地元テレビのコマーシャルの依頼をしてみた。さっそく、番組の途中なんかに、うちのお店の宣伝が一分ほど流れるようになって、ちょっとドキドキ。年末年始を挟んで、一ヶ月ほど流してくれるらしい。


 ボリビアの人って、結構、民芸品が好きなんで、クリスマスのプレゼントなんかにみんながお買い物に来てくれるといーな。
 ブエノスアイレスは、想像以上に都会だった。ヨーロッパの移民が多いって聞いてたけど、実際、その影響は十二分に実感できる。町並み、人、食事、芸術。地面つづきの隣の国だとは信じられないくらい、ボリビアとは全く異なった世界だ。



 ワインはイタリアだな。やっぱりウマい!


 タンゴは、スペインのフラメンコの影響かな。とても、エレガントで情熱的。


 人は、みんな白人の黒髪系が多くて、やっぱり、イタリア・スペイン方面の流れを感じる。肉をよく食べるし、背が高いから、そりゃ、サッカーでボリビア勝てないワケだ、と思ってしまった。(ボリビアは先住民族系が多くて、みんな背が低い。)


 スペイン語も、なんだかイタリア語訛り?




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