おサル気まぐれ日記 〜ルレナバケから世界へ〜

南米ボリビアのアマゾンールレナバケで暮らすおサルな私が、ジャングルの自然素材を使ってルレナバケの人たちが生み出した手づくり雑貨の店を経営しながら、気まぐれに日々の出来事や思いをつづり、ジャングルの香りをお届けします。


 夏。空が青くて、日差しが刺激的で、心と身体のエネルギーが充満して、どうにもじっとはしていられなくて、「さぁ、どこかに出かけよう!」と前向きにベクトルが向かう、ドキドキわくわくな季節。

 もうすっかりそんな時期なのですねぇ、日本は。


 7月には、各地でいろんな楽しげなイベントがあるみたいですよ、日本のみなさん♪


 今年の春からおつきあいをさせていただくことになったMiddlesさん@鎌倉は、海の家や鎌人いち場というイベントに出店されるそうです。

 同じく今年の春からのご縁のぐらするーつさん@渋谷は、ap bank fesフジロックフェスというふたつの野外フェスに出店されるそうです。


 さて、そんなとっても楽しげでウキウキな夏に向けて、ありがたくも日本のいくつかのお店から商品発注を受けました! ワーイ☆


 と、それはそれはとってもありがたくめでたいのだけれど、冬至を迎えたばかりの冬まっただ中な南半球のこちらでは、夏の香りはまだまだ先・・・と、うっかりいつも通りののんびりモードだったもので、発注の連絡を受けてから大慌てで在庫を集めて発送準備を進める、かくも見事なてんてこ舞いぶりを発揮。あぁ、反省。。。


 しかも、ルレナバケの田舎から日本へ直接商品を発送するなんて飛び技はもちろん無理難題というものなので、厚かましくもラパスの友人を発送プロセスに巻き込むはめに。。。 さらには、ラ・カンビータ店日本支部と勝手に私が指名する実家も大いに巻き込んで、「有閑マダム」なはずのうちの母上さまを「ヒマ無し内職マダム」へと変容させてしまう次第。あぁ、これまた、反省。。。


 甘いです、私。うっかりアマゾンの自然エネルギーに脳みそ溶かされ過ぎなのです。だからすぐにアワワワワと、てんてこ舞いです。それで、日々、いろーんな人たちを巻き込んで、助けてもらっているわけです。あぁ、反省、反省・・・。



 でも、これからも、ぼちぼち成長していきたいと思うのです。なので、みなみなさま、これからも広〜い心と長〜い目でおつきあいのほどよろしくお願いいたします!


 乾期で川が穏やかなこの季節、ここの男どもはそろって魚釣りに行く。アマゾン川の源流のひとつであるベニ川の上流や下流に出向いては、ミミズのついた釣り糸を投げて、水中を悠々とゆく獲物を狙う。


 私もこれまで何度も連れて行ってもらったけど、どうも私にはからきし魚釣りのセンスがないらしく、投げても、投げても、ほんの一匹も釣れない。「ヤッタァ、ひっかかった!」とヌカ喜んだら、たんなる木の棒でした、なーんて漫画のようなオチまでついてくる始末。


 ぜーんぜん、これっぽっちも釣れないもんだから、男連中が目を輝かせて熱中する魚釣りの面白みたるものが、はっきり言って私にはいまひとつよく分からない。


 だいたい、仲間たちで仲良くこぞって魚釣りに行ったからといって、現場ではなにもみんなでおしゃべりしながら和気あいあいとするわけでなし。結局、みんなそれぞれ離れた場所を陣取り、それぞれ勝手に釣り糸投げて、あとはただもくもくとひとり、川を見つめながら、釣り糸が揺れ動くのを何時間でも気長に粘り強く待っている。


 あぁ、なんてとてつもなく地味。。。 それなら最初から勝手にひとりで行けばいいやん?とかイジワルなことを心の中でこっそりつぶやく私。


 とにかく。私にはそんなふうにひたむきに川と向き合う根気も情熱もないので、すぐに飽きて釣り糸を放り出し、ひとりの世界にひたっている頑固な釣りバカたちを横目に、川辺で蚊たちと格闘しながら読書にふける。



 でも。誰かの釣り糸に魚が食いついたときの興奮は、確かに仲間が一緒の方が数倍楽しかったりする。

 そして、釣れたての魚を即席で料理して、その場でみんなでつつき合って食べるのは、これまた確かに数十倍おいしいのである。



 そんなわけなので、地味な釣りの部分は物好きで一途な男諸君にまかせて、私は今日も食べる方に専念しようではないか♪


 気持ちよく晴れたある日曜日、友人に誘われて、カヤックを漕いでベニ川をぶらりとしてきた。


 初めてのカヤック漕ぎに最初はドキドキ。ちゃんとうまくみんなについていけるかな。。。


 という私のひそかな心配は無用だったようで、乾期の今の季節、川の流れはゆったりとしていて、右、左、右、左、とパドルを漕いで前に進むのにもだんだん慣れて、なんの問題もなし。サンサンと降り注ぐお日様の下で、普段は滅多に使わない腕のチカラを振り絞って舟を漕いでいると汗がしたたってくるけれど、木陰に入ると自然の空気がひんやりと肌に触れて気持ちがいい。


 観光客の乗った屋根付きモーターボートや、現地人のペケペケ(名前通り、ペケペケペケペケ・・・と音を立てて走るボート)とときどきすれ違ったり追い越されたりして、お互いに笑顔で手を振り合う。


 しばらく水と緑を堪能しながら舟を漕いで上流に向かうと、川の真ん中の小さな島に着く。そこで舟を乗り上げると、ひと休み。持って来たフルーツやお菓子を食べたり、浜辺で水浴びしたり、ちょっとはしゃいで仲間たちと泥掛け合戦をしたり。アラ、青春♪ 疲れたら、浜辺で寝っ転がってもいいし、そこらで勝手に釣り糸を投げてる輩もいる。


 あぁ、なんてのどかで素敵な一日の過ごし方なのでしょう。。。


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 さてさて。

 こんなアウトドアで優雅(?)な私の一日を羨ましく思われるみなさん。朗報です!


 この度、La Cambita店では、ルレナバケで個性的に活躍する友人たちとのコラボで、以下のような体験型オルタナティブツアーをご紹介していくことにしました☆


* ベニ川をカヤックで漕いで周遊する半日or一日ツアー
(集落のロッジに泊まったり、山上の見晴し台に登ったりなどのオプション有り。ちなみに、乾期&晴れた日限定です。)

* 乗馬でジャングルをお散歩する半日or一日ツアー

* 民芸品をつくる集落を訪れる一日ツアー


 ルレナバケに来たら、もちろんお目玉であるパンパスツアーに行ってワニさんやおサルさんたちとの出会いを楽しむのも良し。でも、まだまだ時間に余裕のある人、もっともっとのんびりとここの大自然と触れ合いたいという人に、ぜひともオススメしたい一日の過ごし方シリーズなのです。


 まぁ、あくまで私は多忙な友人たちに代わってこれらのツアー商品をご紹介するだけで、私がみずからツアーガイドになったりなどはもちろんしませんが。だって私なんかがガイドでは参加者の人たちも不安だろうし。。。笑


 そんなワケで、上記のツアーにご興味のある方は、お気軽に声をおかけくださいまし!


 日本はそろそろ梅雨の季節なのかなぁ。


 南半球のこちらでは、私の苦手な冬がぼちぼち訪れ始めている。


 先週、スラッソSurazo(アルゼンチンあたりから吹く南風)がやってきて、ボリビア中が急に寒くなり、ルレナバケでも30度を越える日々から突然20度ちょっとの肌寒い日がやってきた。明け方なんかは、霧が地面近くまで降りてきて、なんだか無意味にミステリアスな風景で朝を迎える。


 そんな寒くて暗くて気持ちも身体も縮こまるなか、なんとしたことか、ルレナバケよりも何倍もムダに寒いラパスに上京するハメになった私。ラパスの気温は、ひと桁台。。。あ〜、気が重い。


 まったくもって気が進まないながらも、行くことになったからには防寒準備は万全に、ダウンジャケット着て、ブーツ履いて、ニット帽かぶって、マフラーぐるんぐるんに首に撒きつけて、仕上げに毛布で身体を丸ごとつつみこんだミノムシ状態で、コカ茶を旅のお供にバス旅を耐えきる。



 そして、今回の上京目的である外国人身分証の更新、ヒッピーパンツやアクセサリーパーツの買い出し、日本への商品発送、etc.をちゃっちゃと駆け足で済ませると、逃げるようにルレナバケに帰ってきた。


 帰って来てみると、今年第一弾のスラッソはもう去っていて、太陽のサンサンと降り注ぐお馴染みのトロピカルな景色! あ〜、ありがたや☆


(でも朝晩はぐぐっと冷えるので、この季節にルレナバケに来られる方は服装などに要注意!)

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 ここのお母さんたちは本当によく働く。世界中どこの土地のお母さんたちもみんな立派で素晴らしいと思うけど、田舎のお母さんたちはよりいっそうパワフルだ。


 まず、なにしろ、ちょっと呆れてしまうほど子だくさんである。うちのお店でおつきあいする生産者の中には、私より若いのにすでに5人の子持ちのお母さんがいる。幼い顔立ちの10代シングルマザーもいる。まだ小さい自分の子どもと自分の孫を同時に育てている、おばあちゃんとは到底言えない若さの女性もいる。


 それに、ここの一般家庭には、洗濯機も掃除機も電子レンジも食器洗い機も冷蔵庫もないから、家事は何から何まで手仕事だ。小さな集落に行けば、それこそガスも電気も水道ないから、夜が明けたら川や井戸で水を汲んで、薪で火を起して・・・と、ますます日常の仕事が多い。


 さらには、市場で物を売っているのもお母さんたちだし、うちのお店に商品を卸してくれている生産者の人たちもほとんどみんなお母さんたちなのである。いったい、ここの男どもは何をしてるんだか。。。

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 さて。昨日の5月27日は、ボリビアでは母の日だった。

 ボリビアにおける母の日というのは、公式の祝日とまではなっていないものの、多くの職場で、世のお母さんたちには休息日が与えられる。


 そして、普段は毎日朝から晩まで働き通しで奮闘するたくましく偉大なお母さんたちを、この日は家族が、そして社会全体が、至れり尽くせりで労って、感謝して、盛大に祝福する。


 学校では子どもたちが踊りや朗読を披露したり、家では夫や息子たちが慣れない料理をしたり、夜は女性たちがパーティーに出かけられるよう家族たちが家の留守番をしたり。

 給付金政策がお得意のエボ政府(前例:老人への年金制度の改革、低学年の子どもたちへの給付金の実施、etc.)は、この日、全国のお母さんたちに向けて、ボリビア独立戦争時代の女性英雄の名前を付けた給付金を発行した。


 ちなみに、うちの店を手伝ってくれているレティシアもふたりの子持ちのお母さんなのでこの日は休暇をあげて、私は店で日常と変わらない一日を過ごす・・・はずだったのだけど、夕方になって、やっぱりお母さんである友人から誘いを受けたので、ちゃっかり私も母の日フィエスタに便乗して、飲めや踊れやの楽しい夜を過ごしたのだった。


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 行き当たりばったりで始めた活動も気づけば早3年半。自然素材の雑貨を販売するという仕事はかなり自分の趣味の世界だし、現地のアルテサニア作家さんたちとのおつきあいや世界各地から訪れる旅行者たちとの出会いも毎日とっても楽しい。あくまで細々とのんび〜りな活動とは言え、一応食べていける収入もあって、言うことなし。


 ・・・なのだけど、あえて贅沢な不満を言うならば、自分のお店という責任を抱えて、なかなか自由に動ける時間が取れなくなったこと。


 基本、週7日間(つまり無休)午前8時から午後9時まで営業しているので、自由に動けるのは夜9時以降だけ。日中は、ちょこっと店開けて市場に買い物に行ったり、ご飯を作ったり、洗濯をしたり、ネット屋さんに行ったり、といった日常の用事を済ますことさえなかなか自由にはままならず、ましてや遠出して集落の生産者さんの下に出かけていくことなんかめっきり少なくなってしまった。(そのかわり、毎日日替わりで違った集落から生産者さんたち自身が私の下に顔を出してくれる。)


 お店の活動もだいぶ落ち着いてきたことだし、そろそろもうちょっと自由に動ける時間が欲しいよなぁ・・・。


 さて。そんなわけで、この度ついに決断! 今回、私の旅行休暇中に店番をしてくれていたレティシアに、このまま継続してしばらく手伝いを続けてもらうことにした。


 世間知らずな私は人に雇われた経験も少ないけど、人を雇った経験はもっとないので、こうして第三者の人間に活動に参加してもらって、いろいろ学ぶことがあると思う。だらけ気味になってた平凡な日々に気持ちのいい緊張感を与えることにもなるかもしれない。それに、少し自由になった時間をこれからどう活用するかという楽しみもできた。


 と、なんだか久々の変化がちょっと新鮮なこの頃なのである。

 ルレナバケに戻ってきて、ちょうど一週間が経った。


 私がいない間のお店の営業は、私のパートナーのウゴと、最近お店を手伝ってくれているレティシアという女の子がふたりでローテーション組んでやってくれていたのだけど、なんせ丸々2ヶ月もほったらかしにしていたもんだから、その期間にアルテサニア作家さんたちから届けられた商品たちの納品登録やら、売上、支出etc.のパソコン入力、在庫確認作業などなど、とにかくアレやコレやと片付けなきゃいけない仕事がいっぱい。。。


 それに加えて、たったの二ヶ月ぶりにも関わらず、なにしろ田舎の人たちは井戸端会議のネタ探しには目がないから、アチラコチラでいつも以上にお声がかかる。「ずいぶんご無沙汰じゃないの。」「長いこと、どこ行ってたの〜?」と。そんなわけで、市場や道ばたで出会う人たち、お店をのぞいてくれる人たち、アルテサニア作家さんたち、親しい友人たちとの再会のご挨拶と世間話に花が咲き・・・。


 あぁ、今日も仕事がススマナイ!


 いざ、地球半周の旅。

 大阪から東京へ。東京からLAへ。奇しくも、豚インフルエンザにみずから近づいていくこととなった、能天気な私。


 ロスの空港に着いたら、そこには花粉の季節の日本並みにたくさんの怪しげなマスクマンたちがぞろぞろいて、ちょうど私の着いた便と重なってメキシコ航空が着いちゃったもんだから、到着口を出るとカメラを持ったリポーターたちの大袈裟なお出迎えを受ける。(私は素通りですが。)


 ロスではラテン人街に民芸品屋さんを見に行こうと思っていたのに、まわりのみなさまに「豚インフルエンザ感染が怖いから、今はそこはやめた方がいい」と止められてしまい、予定変更。ベトナム人街でフォーと生春巻きを食べ、浜辺をお散歩してから、夜は港のレストランでシーフードの食べ納めをする。(いつものことながら、食べてばっか!)


 翌日は、ロスからマイアミへ。そこまではまぁまぁ順調だったのだけど、マイアミからラパス行きの便への乗り継ぎタイムが小一時間、というアメリカン航空のじつに無茶なスケジュール組みによって、見事、乗り継ぎ失敗。・・・とりあえず、笑っとこうか。ワッハッハ。なにしろ、マイアミからラパスへの航空便は一日に一便しかないのだ。そして、時刻は真夜中。


 でも、乗り遅れたのは私がトロいせいなんかでは決してこれっぽちもありえなくて(これ重要!)、完全にマイアミ着が小一時間ほど遅れたせいなわけで、夜中のマイアミ空港にぽつんと取り残された可哀相な私には、なんとアメリカン航空からヒルトンホテル一泊券が支給される。あぁ、なんてラッキー!(てか、数年前にも全く同じことがあったような・・・。学習しないのか、アメリカン航空さんよ。)


 こうして私が足止めを食らっている間にも、世界各地で豚インフルエンザがますます脅威をふるっていた模様。だんだんドキドキしてくる。

 う〜む。なんとなく豚インフル菌は不気味だし、まぁ、マイアミは前にも来たことあるし(Viva! アメリカン航空)、だいたい車がなきゃアメリカではどこにも行けない不便さをもうつくづく思いしらされているし。というわけで、今回の予定外マイアミ滞在ではほとんど町をウロつくことをせず、おとなしくプール付き5つ星ヒルトンさまのお世話になっておいた。


 そんなこんなで、ようやくラパス到着。ここでも私は何事もなくスルーだったのだけど、あとから聞いた話では、私が着くはずだった前日に、体調不良でラパスの空港から病院に直行させられた旅行者たちがいたとか。しかもその中の一人が韓国人女性で、その日着くはずだった私がいつになっても音沙汰無しなもんだから、私の到着を待っていた人たちは、マスクつけて病院に運ばれる韓国人女性の姿をテレビで見て、「ナツミが豚インフルエンザで病院に収容された!」などと、あらぬ誤解が生じていたりもして。・・・いやぁ、かたじけない。わたくし、その頃、ひとりヒッピー姿で無料ヒルトンをエンジョイしておりました(笑)



 さて。アメリカを出て96時間以上が経った今もピンピンしてるから、たぶん大丈夫。病原菌はもらってない。いつもどおり、とっても元気です。私。


 そんなわけで。ただいま、ルレナバケ!

 今回も桜の季節を十分満喫し、日本ならでは、実家ならではのおいしいものを腹いっぱい食べて飲んで、日本海を眺めたりもして、温泉にもぬくぬく入ったし、出雲大社に行ってさらなるご縁と家族のシアワセと世界のヘイワをお祈りして、・・・なーんてことをしているうちに、あっというまにジパングホリデー期限切れ。


 もう帰国ですよー。あと数時間後には飛行機乗って、海越え、山越え、と、いつもながらのロングロングローーーングジャーーニーーーーが待っているわけであります。エイ、気合い入れて頑張れ、私!


 いやはや、なかなかなんと。リラックスしながらもぼちぼち生産的というか刺激的というか、とっても楽しくって充実した日本滞在だったのではあるけれど、いくら普段からのんびり生きているとは言え、さすがにほら、これ以上長らく本業の方をほったらかしにはできないし。こっちで学んだいろいろを忘れぬうちに、そろそろ向こうに帰らねば。


 そうそう。ところで、今回は米国西海岸に寄っていくのデス。別にこれといった目的とか用はないのだけれども。でも、じつはそこは私の生まれ故郷だったりもして。フフ。英語すっかり忘れちゃってるけども、私、こんなことで大丈夫なのカシラン。


 そんなわけで、日本のみなさん、ありがとう。会えた人も、会えなかった人も。また会えるかもしれないその日まで。Adios, take it easy!
 行ってきましたよ、はい。異国の地、東京へと。


 それはそれは、もう。なかなかなんと、予定もビッチリ入っちゃって、あら大変! 電車マップを片手に、あっちをフラフラ、こっちをフラフラと、田舎のジャングルっ子は都会ジャングルを彷徨いましたよ。そりゃあ、もう。人の波に揉まれ、気を失いそうにもなりましたとも。

 でも、でも、なんとか。無事に、生きて帰ってこれました。。。

 

 さて。まぁ、そんなわけで。あっという間の4日間の旅。未来につながりそうな、素敵な出会いもあれこれとあったのです。


 まずは、鎌倉にあるmiddlesさん。最寄り駅は、鎌倉からのどかな二両電車にユルユルとゆられて着く長谷駅で、ザ・大仏さまへ向かう道中にあります。なんだかのんびりしてて、古都ぽくって、趣きのある町並みに、世界各地の先住民族から届けられた手づくり商品たちが揃うクラフトショップがあるのです。つくり手の民族性や伝統文化を伝えることを重視していて、商品ごとにそのバックグラウンドが詳しく紹介されているのがとっても素敵! 私の暮らすルレナバケ周辺にはタカナ族、モセテネ族、チマネ族、エセ・エハ族といった少数民族がいて活動をともにしているのですが、彼女たちの商品も置いていただけることになりましたーー。

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 次に向かったのは、同じく長谷駅でこちらは海辺を眺めながらヘンプ(麻)の自然フードが味わえるカフェ麻心さん。オーナーはもとヒッピ〜旅人さん。ジャングルの木の実アクセを道ばたで売っていた経験や日本で活動を広げるポイントなどを聞かせてもらい、その後はわが故郷ボリビアで仲良くなったヒッピーともだちとも再会し、ヘンプビールを飲みながら、アラ、すっかりリラックスモード♪


 土日は、今回の小旅行のお目玉でもあった、代々木公園のアースデーイベントにGo!


 フェアでピースでエコでハッピーな感じのお店たちが、もう所狭しとその場を埋め尽くしていて、物を手にとってみたり、お店の人とおしゃべりしてみたり、いや〜なんとも心あたたまるおもしろいイベント☆ ただし、人の多さだけはどうも私は慣れなくて、ちょっと辟易していたのだけど。。。


 ここには、今回の上京の旅で私がたくさんのつながりをつくれるよう計らってくれたユリちゃんがブースを出していました。ユリちゃんはペルー・ボリビアのアンデス地方のアルパカ商品を自分でデザインしてPuenteというオリジナルブランドで「手づくり」「自然素材」「つくり手とのつながり」を大事にした、あたたかくて素敵な商品を日本各地に届けています。共感したり、見習いたいところが、そりゃあ、もうた〜くさん!


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 上の写真は、渋谷に店舗を持つフェアトレードのお店ぐらするーつさんの出展ブース。ここの方ともお話することができて、うちの商品たちを一部引き取ってもらえることになりました! 「ぐらするーつ Grassroots」とは、英語で「草の根」という意味。地域に根付いて、草の根っこのように世界へつながりを広げていくという活動スタンスは、まさしく私の目指すところでもあります☆


 さて。月曜日には、中目黒の駅前にある南米雑貨のお店humanoさんを訪ね、ここでも新しいつながりを作らせていただきました〜。店長さんはこれまた旅人さん! 旅先で見て、触れて、感じて、そんなひとつずつの小さな小さなストーリーがそのままお店になったような、そんなハートフルでラブリーでポップなお店なのです。

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 いやはや。たくさんの新しい出会い。もっと、私も頑張ろう!って元気がでました。そして、何年ぶりに会う友人たちや我が弟くんとの再会も果たし、慌ただしくも充実した小旅行となりましたとさ。めでたし、めでたし☆
 箕面の山奥にひそむ阪大外国語学部のキャンパスで、開発環境学部の交流会に呼んでいただき、お決まりK先生のお得意手づくりカレーと手づくり野菜サラダなどをご馳走になったあと、協力隊時代から今の活動にいたるまでの経験なんかをさらりと紹介させてもらった。

 学生身分を卒業して早7年。会社勤務経験なし。異国暮らし10年、うちジャングル暮らし6年。。。

 そんな、ちょっと(?)非社会人的な生活を送る私は、何を隠そう、プレゼンテーションというものがめっぽう苦手なのだけれど、でも、まぁ、たまにはこういうふうに現役大学生の若い人たちとおしゃべりして刺激を受けるのも、悪くない。うん、全然、悪くない☆


 春だしね。なんとなしにルンルン♪と、学生気分を味わったのでありました。
 春うらら。京の都をぶら〜りとしてきた。


 知恩寺の手づくり市。平日なのにずいぶんとたくさんの人がきていて、みんなとても生き生き楽しそうにお買い物をしていた。木のもの、石のもの、布のもの、穀のもの、etc、etc... 物の溢れる日本であっても、やっぱり人は、自分だけが見つけた「手づくりの一点もの」に心が動かされるのかもしれないなぁと思うと、なんだか嬉しい。


 お世話になってます、シサム工房さん。京都大学のすぐ近くにある本店と新京極商店街に近い六角通り店、それぞれにて商品を預かっていただく。(書きそびれてたけど、先日、大阪堀江店にも少しばかり卸させてもらいました♪)それにしても、ここのオリジナル商品たちは本当にみんな素敵で、思わず着てみたりかぶってみたり、連れて帰りたくなるものばかり☆


 最後は、京都の町で昔ながらのお風呂屋さんを営んでいる友人を訪ね、短い時間ながら近況を語り合う。慌ただしい現代生活の波に飲まれることなく、のんびりとストレスフリーな暮らしに身をまかせる姿が自然な感じでいいな。


 なんだか、やんわ〜りと充実した一日だった。

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 大阪といえば、「お笑い」! そして「お笑い」といえば、吉本新喜劇☆


 さてと。

 いや、別に吉本新喜劇を見てきたよ〜、とかいう話ではなく。


 じつは、この新喜劇が生で見られるNGK(なんばグランド花月)の裏手にあるお店、ヌチグスイさんに今年もお邪魔してきたのです。


 まるで初夏のようなあたたかい日。お店に一歩はいると、そこはなんだか南の国の香り・・・。

 というのも、なにしろこのお店の目玉は、沖縄やむちん(琉球のことばで「陶器」のこと)なのであります。こだわり店長さんが年に数回沖縄に飛んで、いろいろなやむちん作家さんから直々仕入れてくる、すべて一点ものの思い入れの深い素敵な商品たちに、思わずうっとり♪

 そしてまた、世界各地からのフェアトレード商品も置かれているこのお店に、沖縄よりもっともっと遠い常夏の地からきたうちの子たちも並べてもらっているのです。


 みんな、誰かの手に渡って、その人のヌチグスイ(琉球のことば、「命の薬」)になれればいいなぁ。



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 ほろ酔い気分の帰り道に、またまた思わず、パシャッ。

 満月の下の夜桜とは・・・、いや〜、参りました! こりゃ、もう一杯飲めるかな♪

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 何度でも言っちゃうけど、日本の春ってス・テ・キ♪

 電車に乗っていても、スーツケース(営業用)をゴロゴロ転がしながら歩いていても、いや〜もうなんだか、顔が勝手にニマニマしてしまう。だって桜は満開だし、ぽっかぽか心地よいお天気だし、お散歩する家族づれはほ〜のぼのだし。

 そんな気持ちの晴れわたるこのごろ、ニマニマ、ゴロゴロ、お散歩がてら、営業がてら、訪問してきたフェアトレードのお店たちをここにご紹介します。



 神戸の元町商店街の中に堂々とお店を構えるみみずく舎さん。ここはフェアトレード商品だけでなく、たくさんの作業所からのあたたか&おいしい品や、能登地震後の復興支援から始まった味のある品が並べられており、それらを手に取り眺めながら、フェアトレードコーヒー・紅茶を飲めるカフェスペースで、もれなく、明るくて元気な店長さんとのおしゃべりまでも楽しめちゃうお店です。 ・・・で、おいしいコーヒーとパウンドケーキをいただいてのんびりくつろいでいるうちに、うっかりお店の写真撮らせてもらうの忘れてた〜。



 阪急神戸線の岡本駅周辺には、とってもオシャレでかわいいお店がたくさんあって、歩いてたらそれはそれは楽しくッてしょうがない♪ そんな素敵な地区に、なんとふたつもフェアトレードのお店が! ひとつは、リエゾンさん。この庭園への入り口のような扉の向こうには、ほんわか店長さんのフワフワ優しい空間があるのです☆

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 そして、京都に本店があるシサム工房さんの、こちらは去年オープンしたばかりの岡本店。広くゆったりとした店内に、ナチュラルテイストでセンスが良く、しかもたっぷりこだわりを感じるインテリアや衣服、雑貨などが素敵に並べられていて、いつまでもずっとそこにいたくなる感じのお店であります。しかも、ほかの支店も含めて、なぜかシサム工房の店員さんたちはなんとまぁ、みな美人揃い!

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 あぁ、もう。気分ヨシ☆
 
 まったく私は、営業しに行ってるんだか、癒されに行ってるんだか(笑)。とにかく、そ〜んなあったかいお店のみなさまとおつきあいさせていただき、本当にぬくぬく、シアワセな春なのです♪




 (↓おまけ:スーツケースをゴロゴロ転がしながらの帰り道、実家近くで思わずパシャッ! まさに、「桜並木」の名称がふさわしい。Viva、箕面!)

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 桜満開! 幸せいっぱい♪

 ようやく暖かくなってきてやる気が出てきたので、スローながら活動開始☆

 去年、一昨年と商品を扱っていただいてお世話になった関西のフェアトレードのお店を訪ねてまわる。

 天神橋商店街に店を構えるのは、アチャさん。

 店長のアジチさんは、いつも笑顔であたたかいその人柄に、こちらまで自然と明るく優しい気持ちにさせてくれる、とっても素敵な人。だからこそ、たくさんのサポーターの方たちとともに順調に活動を広げられている。日々、社会の動きをシビアに感じながら、同時に、お店を訪れるひとりひとりのお客さんとの出会いや会話をあたたかく受け止められているその様子がよく分かるAccha通信は、私のお気に入りブログのひとつである。

 これからも、不況に負けず、地域から社会を明るく変えていってくれるお店であってほしいと思う。今年もお世話になります!


(↓acchaのお店と笑顔が素敵な店長のアジチさん。)

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 常夏のアマゾン帰りの私には、まだまだ冷たい風が肌にささって辛いけど、もう咲きだしてる子たちもいるんだね。箕面の駅の構内には、一生懸命巣を作るツバメたちがおりました。

 あァ、つくづく。日本の春って素敵だナァ♪

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 今回は、ルレナバケの町からこんな子たちを連れて帰ってきました。

 ヒピ・ハパという名のヤシの葉でオバちゃんたちがひとつずつ編んだ、カラフルな小鳥ストラップ、帽子ストラップ、いもむしストラップ。御覧あれ。


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 今回の旅のおさらい。

 ルレナバケ→ラパス(バス移動、約18時間)

 ラパス→サンタクルス(バス移動、約16時間)

 サンタクルス→ボリビアとブラジルの国境の町(電車移動、16時間の予定が遅れて約22時間)

 国境の町→ブラジルのサンパウロ(バス移動、約22時間)

 サンパウロ→フランスのパリ(飛行機移動、約11時間)

 パリ→関空(飛行機移動、約13時間)

 移動時間総計:約100時間=丸4日ちょい


 いやぁ〜、長い!遠い! こうして文字にして並べてみると、あらためて気が遠くなりそうなくらいの長時間移動なワケだけど、それも当たり前だ。今更ながら、地図を広げてみたら、納得する。

 ボリビアの西端にあるラパスからブラジルの東海岸に近いサンパウロなんて、一体何キロあるんだ? ほとんど南米大陸横断じゃないですか。しかも、レールの上を走ればいいだけの列車の移動時間が6時間も長引く(遅れる)って、どういうこっちゃい。

 まぁ、とはいえ乗り換えの各地点でちょこちょこと町を観光してみたり、道中ではワニや野鳥や鹿などパンタナールの野生動物を眺められたり、サンパウロでは近郊のビーチで泳いだり、ブラジル風焼き肉を食べまくったり、週末の夜には本場サンバを踊りに行ったり、と、道中ホリデーを十二分に満喫しながら移動してきたので、一石二鳥なのである。

 それに最後の飛行機移動なんて、全部で24時間以上にも関わらず、エールフランスの食事はおいしいし、映画は見たい放題だし、で、設備も道も悪いボリビアの陸移動に比べれば、そりゃもう断然快適なもんで、なんだかあっという間に着いた気がする。


 さて、そんなこんなで、ストライキにも暴風雨にも乗り間違いにも見舞われることなく、約3週間かけてのプチ旅を無事に終え、ようやく本来の目的地、日本に到着! これから一ヶ月ほど、ゆったりのんびり里帰りを楽しむのでっす♪

 
 ひさびさの日記であります。

 2月はなぜだかいろいろと心境の変化に忙しかったり、電源ケーブルが壊れてパソコンも使えなかったし、しかも毎日のように雨が降ってるし、と、なんだかんだと理由を見つけてネット屋さんから足が遠ざかっていて、すっかりこのブログも置き去りにされていたもので、突然の報告になりますが、今、わたくし、ラパスにいるのです。霧雨の降るラパス。寒い、寒ーーーいラパス!!

 寒いとこがこんなにどうしようもなく嫌いな私が、なぜ雨の降る薄暗いラパスの空の下をフラフラとさまよっているのかというと、去年の9月から申請していた長期ビザの延長の手続きがなかなか順調にいかなくて、毎日のようにイミグレーションと喧嘩をし、相当ストレスを溜めていたところ、ようやくこの超個人的な問題が解決し、半年以上も離れ離れだった我が愛しのパスポートさまとここラパスで再会を果たし、そして! じつは、今月半ばに日本に一時帰国することになりそうなのです。

 そんなわけで、いつもにましてバタバタとあわただしく帰国準備をし、おとといルレナバケから上京し(もちろんお決まりの陸移動)、ちょっとラパスで人と会ったり、都会でしかできない用事を済まし、今週末くらいにラパスからサンタクルスに移動して(これもやっぱり陸移動)、そこからブラジルのサンパウロに移動して(あぁ、まだやるか、陸移動)、そこから日本までお決まりの世界半周の旅(by飛行機!←当たり前・・)という予定なのであります。あ、ちなみに今回は、地球右回りの大西洋越えです。

 前回帰国したときは、リマからの飛行機に乗り遅れて、軽〜くパニくった思い出があるのだけれども、そんなアホな私本人よりも、アホな娘を持つ親の方がとっても心配しているようで、「飛行機の時間、間違えないように!」と何度も忠告を受け、今回はもうすでに何度も何度も飛行機チケットの日にちと時間を確かめました。あとは、航空会社のストライキや天候によるトラブルなどがないことを祈るのみ!

 

 車と草いじりとカラオケが大好きだったおじいちゃん。


 「なっちゃんは七夕さんやからな。また一年、首を長うして待っとるよ。」

 いつも別れ際にそう言ってたのに。今年は待ちくたびれて、ついに首が伸びきってしまったのかもしれない。



 近くにいれなくて、しょっちゅう会いに行けなくて、ごめんなさい。



 おじいちゃんがいなくなった庭の花たちも、きっとすごく寂しいだろうと思う。

 それでも、咲いてほしいな。今年の春も。

 2月2日、165回目の記念日を迎えたルレナバケの町は、恒例のごとく、その前後一週間、ひたすらお祭りモードで盛り上がっている。

 サッカー・バスケの記念リーグ、競馬、カヌーレース、酔っぱらい闘牛、闘鶏、さまざまな部族の伝統的な踊りのパレード、教会のミサ、「ミス・ルレナバケ」の女の子を選ぶコンテスト、コンサート、・・・etc.とたくさんの催しが連日続いている。

 私もお祭り気分に浮かれながら、町をウロウーロしていて、ふと思った。


 人がいっぱい・・・。


 いくらお祭りのときでも、6年前に私が来たばっかりの頃は、こんなに人いなかったよなぁ、と。特に目につくのが、バイクの数! 車の数!

 都会みたい・・・。というのはおおげさとしても、数えるほどしかなかった車の数が倍増どころではないほど増えているのを考えると、ルレナバケのここ数年での急激な成長ぶりを身にしみて実感する。


 町が発展するってことは、それだけビジネスチャンスも増えて、物やサービスの生活レベルもアップするんだろうけど、あんまり人が増えるとなんだか住み心地が悪くなるなぁ・・・、なんて自分勝手なことを思う私は、やっぱり変わりものなんだろうか?
 アレやコレやとそれはそれは大騒ぎの末、新憲法についての国民投票の結果は、61%が賛成、39%が反対と、なかなかきわどいものであった。「不正の二重投票があった」とか「大統領派が一部市民を買収してた」とか、穏やかならぬ声はあるけども、とりあえず、多数決のルールからすると、新憲法が可決したことになる。


 さて、そんな今ボリビアで話題独占の新憲法を、丸五日もかけてなんとか読み通したワタシの超個人的に気になった点を勝手に書いてみる。


1. 日本の憲法9条に似た、戦争放棄の条項があるのが素敵。ついでに、男子のみに課せられている徴兵義務も廃止しちゃえばよかったのに・・・。

2. 先住民の文化保護、権利尊重について、事細かに記載されているのだけど、あまりに「先住民族」という語彙を各項目でやたらめったらハイライトしすぎていて、白人層や混血層、移民層から逆差別だという批判を受けてもしかたがないほどの行きすぎた感はどうにも否めないけれど、まぁ多民族国家であるボリビアのオリジナリティーのひとつになるのかも?

3. 国際的に(特に米国から)反発を呼んでる「コカの葉」生産をわざわざ憲法の項目で堂々と保護してしまう必要性があったかどうかは、かなり微妙なところ。

4. 国内の領土にある天然資源は国の管理の下、利用方法、産業化、収入の配分などが決められるとのことで、このあたりが社会主義憲法だと言われる所以である。スペインの植民地時代以降、銀やらスズやらひたすら資源を採りつくされてきた歴史がある手前、これはエボ政権にとって、誇りを賭けたテーマなのだけど、天然ガスが国営化されてからというもの、ガソリンも家庭用ガスも行列ナシに購入できなくなったというのは、そのシステムに改善必須の問題があること間違いなし!

5. 遺伝子組換え作物の取扱いを憲法ではっきり禁止しちゃっているのは、なかなか好ましい。

6. その昔、周辺国に戦争で負けて領土を取られてしまって以来、海岸沿いの領土を持たないボリビアが、「海へのアクセス権をあきらめない」的宣言をわざわざ憲法に盛り込んじゃってるあたりが、純なボリビア人らしくて、何だか微笑ましい。

7. いろいろイチャモンつけてるものの、結局のところ、低地の富裕層がこの新憲法に猛反発する最大のポイントは、土地改革の項目である。その内容とは、社会・経済効果をもたらしていない私用地は、国の土地とされる。また、国民一人当たりの最高所有地を5千/1万ヘクタールとし、現在それ以上所有する者からは、制限を超える土地分を国が没収する、というものである。ちなみに、制限を5千hにするか1万hにするか、という問いも国民投票の内容のひとつであった。
確かにルレナバケのあたりでも、昔からの地主家族たちが持ってるたくさんの私有地が有効利用されることなく雑草の生い茂った空地としてほったらかしにされていたりするし、だいたい一個人に5千hだって、十分とてつもなくデカいのでは?と、世界でウサギ小屋だと言われる日本の一般家庭で育った私などは思うのである。


 まぁ、そんなワケで、エボ政権を支持できるかどうかは別問題として、この新憲法そのものは、ワタシ的にはそうわるくないように思う。 のだけれど、町長をはじめ反対派が強いこのあたりでは、声を大きくして滅多な意見を口にできない、小心者な私なのであった・・・。
 世界中のたくさんのひとたちの期待を背負って大国のリーダーとなったオバマ氏。名声に酔わず、立場を怖れず、ぜひともフェアでピースな世界づくりに貢献してほしいと心から願う。


 ちょうど3年前に、やっぱり多くのひとたちの希望の光としてボリビアのリーダーとなったエボ氏は、残念ながら、理想と現実のギャップを縮められず、どんどん失望の影を増やしているようで、昨年から各地で立て続けに起きてる狂気的な暴動や事件は正直見るに耐えないし、政治不安も経済不況もごまかしばかりでなんの解決の兆しも見られず、各セクターの不満は募るばかり。


 そして、今度の日曜日に全国で行われるボリビア新憲法の賛否を問う国民投票に向けて、またしても大統領派と反大統領派が大金を無駄使いしながら派手で過剰なキャンペーンを繰り広げていて、ボリビア国民たちはますます混乱している様子。


 外国人である私には投票権はないけれど、自分の住んでいる国の憲法について、「なんのこっちゃ、分からんワイ!」というのではあまりに無責任だと思ったので、町で無料で配られている新憲法の最終草案を手に入れて、辞書を片手にただいま熟読中の毎日なのである。
 うちの店の看板犬バルトくん(4歳半)は、私の愛情たっぷりの教育のおかげで、とってもスゥィートでインテリジェントな子に育ち、お店に来るお客さんには誰かれかまわず愛想を振りまき、勝手気ままに町に繰りだしては散歩と用足しをひとりでしてきてくれ、夜はアルトボイスの守衛犬としてお店でひとりでお留守番できる、なんともものわかりが良く、手のかからない、私の自慢の愛息子である。


 そんな賢犬バルトくんなのだけど、ある日、店のお留守番中に、うっかり店内で用を足してしまった。こんなことはほぼ初めてなので、きっとどうしても我慢できない事情があったのだろうと思う。それ自体はしょうがない。


 でも、だけど、何故、あぁ、バルトくん。なぜ、あえてその場所に?!


 ・・・なんとバルトくんは、何を思ったのか、床に無防備に放置されていた人畜無害な私のパソコン電源ケーブルにピンポイントでマーキングしていたのだった。


 そして、その結果、無惨にもアルカリ性の液体にさらされてしまった電源ケーブルは当然のごとく機能しなくなり、つまり私の有能だったパソコンは、一転して、バッテリー切れの無能な代物となってしまったワケである。


 そんなわけで、またしてもネット屋さんから足が遠退いている今日この頃。


 だって、なにしろ、ネット屋さんのパソコンでわざわざ日本語変換ホームページを使ってチビチビ日本語タイプするのって、それはもう、ものすっごくめんどくさい作業なのダ! そして、私はお世辞にもマメと言えるタイプの人間ではないのである。しかもそのズボラさは、年齢とともにますます・・・?




 ・・・あ、そういえば、ついに昨日、20代最後の歳を迎えてしまった。アーメン。
 あけましておめでとうございます。


 え〜と。どうやら、去年の11月に取材のあった番組が日本で放送されてしまった様子で。

 番組名、「こんなところに日本人?」

 いやぁ、、、まさしく。ルレナバケを訪れる旅行者からよく発せられるセリフであります(笑)


 取材を受けておいて今さらなんだけど、なんだかやっぱり、自分のいないところで知ってる人たちや知らない人たちに自分が見られるというのは、どう考えてもどう転がってみても、いやそりゃ、恥ずかしいったらありゃしない、ってなわけで、あえて放送日を家族以外の誰にも知らせていなかったんだけど、やっぱりたまたま見ちゃった人たちがいて、いろいろメールなどいただきました。

 日本の古いつきあいの友人とか。ルレナバケで出会った旅人さんとか。全然知らない人とか。

・・・みなさん、わざわざありがとう。年明け早々、どうもお騒がせしました☆


 それにしても、自分ではどんな番組になってたのか見てないからあんまりコメントできないんだけど、ちょっと残念だったのは、取材日数の関係で、現地の自然や動物たち、あとうちでつきあうアルテサニア作家さんたちの活動現場をほとんど見てもらえなかったこと。

 ルレナバケまで来た千原せいじさんのお弟子さんが、

 「ボクらは、横浜や神戸の中華街まで来といて、『天下一品』とか『王将』で食べて帰るみたいなもんなんでしょうね」って言ってた。

 さすがは芸人さん、ウマイこと言うなぁ(笑)



 さておき。こちらは、おせちもお雑煮もないかわりに、たくさんの笑顔に囲まれて明るく楽しい新年を迎え、1月1日だけは丸一日お店をお休みさせてもらって、2日からは通常営業で、二日酔いの身体を奮いたたせているところであります。

 本当なら2、3日ゆっくり休みたいところだったけど、なにしろ、年末年始はありがたいことに国内の旅行者や帰郷者が多くて、うちで提供する現地の民芸品の需要が上がるので、あんまりのんびりお正月気分にひたってもいられないのです。



 2009年、できるだけ平和で優しい世界がつくられますように。


 なんだか気持ちと作業(苦手な大掃除!)が追いつかないまま、気がつけば、もう今年も一年が終わろうとしてる。

 今年も、お蕎麦ではなく、豚肉食べながらの年越しだ。


 今年はお店の三周年を迎え、活動もすっかり安定期に入った感じで、収入面ではボリビア国内の情勢不安に左右されながらも、なんだか全体的には心に余裕の持てた一年になった気がする。

 新しい出会いもたくさんあった。現地の新しい生産者たちとの出会い、私たちの活動に興味を持ってくれたボリビア人や世界中から来る旅人さんたちとの出会い、現代風にネットを通しての出会い、エトセトラ。


 来る年も、毎日の小さな出会いやストーリーに「ありがとう」と思える心の余裕を持ちながら、新しいことにも挑戦していきたいなぁ。。。


 世界中のみなさん、よいお年を!


 協力隊の同期だったユミチャンが遊びにきてくれた。

 彼女とは、当時、派遣地が一番近い地方仲間で、いくつもの思い出を共有している。ラパスやサンタクルスで開かれる集まりや定期検診などに行きそびれたり、否応なく遅刻したりするほどの「雨女エピソード」の数々。。。なんといっても、彼女と一緒にいて、まともに飛行機が飛んだ試しがないのだ。


 そんな彼女が、奇跡的に予定通りセスナを飛ばしてルレナバケまできてくれた。

 そこまではかつてないほど順調だったんだけど。


 「雨女」かつ「酒飲み」な彼女(+それぞれのパートナー)と、とりあえず、ランチで乾杯!

 そして、午後から店は閉めちゃって、山の上に最近できたばっかりのリゾートチックなプールに行くことになったのだけど、その辺りから突如雲行きが怪しくなってきた。


 「ちょっと一雨来そうだねぇ」なんて言いながら、山に向かう・・・と、山の麓で派手に焼き畑をしてるではないか。そして、轟々と燃えさかる炎の煙がそのまま山上のプールの辺りに向かっているのが山の下からでも見えたのだけど、「まぁ、とりあえず行ってみようよ」と、軽い気持ちでそのまま車で山を登って行く能天気な私たち。

 と、突然、先行く道の両側が燃え始め、狭くてくねった道で後戻りもできず、一行の乗った車は炎と煙の中に否応なく突っ込むハメに! なんと、目の前には燃え盛るプールの屋根(乾いたヤシの葉)! 


 驚いたことに、焼き畑の火が強風に煽られて、一瞬にしてプールの周辺に燃え移り、どんどん火の手が広がっていく、まさにその瞬間に居合わせてしまった私たちなのである。

 幸い、プールの水がたっぷりあったことと、火を消すために動ける人間が充分にその場に居合わせたため、しばらくの消火活動のあと、派手な火の手は治まった。


 とは言え、もうこれではリゾートどころではない。まだ黒い煙の上がっている灰まみれとなった山を後にして、一行はこの非日常な経験におおいに興奮しながら、町の中心へと戻る。


 と、そこには嵐が通り過ぎたと思われる痕跡が。。。 なんと、町のど真ん中にバカでっかい木が倒れているという、あり得ない風景!

 どうやら、私たちが山上でアクション映画のような劇的な体験をしている最中に、町中では暴風雨が降ったと言うのである。ちなみに、町から車で10分の山上のリゾートには、消火のためにみんながあれほど欲した雨雲はやってこなかった、という不幸。

 そして、さらには、その倒木のために主要な電線が切れてしまい、町中が停電に!!


 いやぁ、もう。笑うしかない。あり得ないよ。とりあえず、「乾杯!」でもするか(笑)


 さて。こうしてユミチャンは、「雨女」から「嵐を呼ぶ女」へとめでたく昇格し、あり得ない伝説をまたひとつここに残して、文字通り「嵐」のように去っていったのであった。 めでたし、めでたし(?)



 そんなこんなで、メリークリスマス!

 せっかく(?)アマゾンなのに、まったくもってアマゾンの個性と趣きが感じられない、定番の「もみの木プラスチックツリー」を飾ってるご近所さんたちに対抗して、トロピカルな自然素材でクリスマスオーナメントを自作してみた。


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 ヤシの木の枝に野生コットンをのっけて、アルテサニア作家たちの商品であるヤシの葉で編んだ天使、ベル、星、かごetc.と、木の実と、ヒマ人店長による折り紙作品とで飾り付け。ルンルン♪ エコ(という名のケチ?)なので、イルミネーションはなし。

 店先に置いたら、地元の子どもたちやおばちゃんたちの目を惹いて、おもしろがられたり喜ばれたりで、気持ちほんわか☆ 地元で流行んないかな、エコな手作りクリスマスツリー。


 ちなみに、ラ・カンビータのおすすめクリスマスギフトはこちら↓


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 ヤシの実ワインとハチミツ。どちらもヤシの葉で編んだバスケットとセットでプレゼントにいかが? (注:現地販売のみ)


 なんとうっかり、気づけばもう12月。

 楽しげなのか寂しげなのか分からないトーンのクリスマスメロディーがそこらの店でしつこく流れる季節。アマゾンにいまいち似つかわしくないクリスマスオーナメントとか。


 連日のフィエスタの合間、お店の営業の方がとってもとってもヒマなので、こんなものを作ってみた。


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 「パイチ」という魚の鱗とジャングル産の木の実を組み合わせたすだれ。


 うちのお店には、日頃から現地の人たちがいろんなものを売りにくる。

 で、最近ゲットしたのが、このパイチという巨大な魚の鱗付き皮なのである。頭はもうなくて身もなくて皮だけだったけど、まるで人魚の下半身みたい。でっかい鱗は、直径7cmくらいもある。魚全体の体長は1m半くらいだったのかな?

 もっともっとどでかい奴もいるらしい。私は本物は見たことないけど、「こんな奴を見た」、「こんなのを釣った」、「食べた」、なんて現地の人たちのどこまで本当か分からない自慢話だけはこれまでに何度も聞いた、アマゾン川源流の謎の生物である。


 さて。そんなパイチの皮から鱗を一枚ずつペンチで剥がして、漂白剤に漬けて、洗って、干して、そのあとその鱗に一枚ずつ電動ドリルで穴開ける。そして、これまた現地の人たちがときどき店に売りに来るジャングルのカラフルな木の実の種にも一個一個ドリルで穴開けて、最後にその鱗と木の実をひとつずつヒモに通していく。という、かくも単調な作業なんだけど、完成するまでになんとじつに一週間もかかってしまった大作なのである。


 ・・・ていうか、ヒマ人やん、私(笑)